横浜の新港エリアに商業施設「ハンマーヘッド」ってあるよね
ハンマーヘッドって敷地内にあるクレーンから由来しているんだね
このブログ記事にたどり着いて頂きありがとうございます。
「途次大志の備忘録」の執筆者で大阪出身で横浜在住20年以上の途次大志(toji-taishi)です。
2019年秋の「ハンマーヘッド」の誕生で「港町」としての横浜の魅力がさらに増したことを実感しています。
この記事では「ハンマーヘッド周辺の魅力」と新港ふ頭と大さん橋の「客船の寄港状況の調べ方」、さらにハンマーヘッドへの「オススメのアクセス方法」をご紹介します。
- 横浜在住者が伝えたい!「ハンマーヘッド周辺の魅力」
- 客船が停泊している時に訪れたい!「客船の寄港状況の調べ方」
- あなた好みの行き方で!「オススメのアクセス方法」
地図を調べたら駅からも距離がありそうだし「ハンマーヘッドにわざわざ行く価値はあるのかな?」と迷われている方がいらっしゃれば、客船が寄港している時を狙って訪れてみてはいかがでしょう。
横浜在住20年以上の私たち夫婦も、たまたま散歩がてらに立ち寄ってみたところ「こんど友人が横浜を訪れたら、ぜひ連れてこよう!」と二人で納得しました。
「ハンマーヘッド」の公式サイトは記事の文末の「参考文献」にリンクとして貼り付けています。
客船が寄港するハンマーヘッド
横浜の海沿いを散歩していると新港ふ頭に英国船籍の「ダイヤモンド・プリンセス」が停泊していました。
夕方、「ダイヤモンド・プリンセス」と時を同じくして大さん橋から日本国船籍の「飛鳥2」が出港していきました。
横浜の海沿いを訪れて大型客船に巡り会えるとなんだか得した気分になります。
私たち夫婦もフェリーを利用して旅したことがありますが、船旅はやはり良いものですよね。
ハンマーヘッド周辺の魅力
ハンマーヘッドは新港ふ頭客船ターミナル内にある商業施設で「新港ふ頭」と言うとあたかも「新しい港」のように感じますが、赤レンガ倉庫が近くにあることからもわかるように、明治時代の人にとって「新しい港」であり、みなとみらい地区に比べればずっとずっと昔からある場所です。
ハンマーヘッドの誕生により、近隣の「マリーン&ウォーク」や「赤レンガパーク」と合わせた海沿いエリアの街自体の魅力が増しました。
「新港ふ頭客船ターミナル」やマリーン&ウォーク越しに見える「大さん橋」に大型客船が停泊している時に訪れるとさらに港町ヨコハマを実感できます。
新港ふ頭・大さん橋に寄港する客船数
横浜に暮らしていると風向きによって港の方から「ボーー」という船の汽笛が聞こえることがあります。
ハンマーヘッド周辺から見渡させる位置にある「大さん橋」に客船が何隻くらい訪れているのかを調べてみました。
大さん橋への月別寄港客船数
- 1月:10隻
- 2月:4隻
- 3月:14隻
- 4月:21隻
- 5月:15隻
- 6月:4隻
- 7月:16隻
- 8月:20隻
- 9月:12隻
- 10月:10隻
- 11月:13隻
- 12月:14隻
参考:横浜市「横浜港客船入港予定(2019年スケジュール)」
月別で整理してみると、寄港する客船数に月によってバラツキがあることに気付きます。
2019年の大さん橋の客船の寄港予定では4月と8月はそれぞれ21隻、20隻ですが、2月と6月はともに4隻です。
ハンマーヘッドが入る新港ふ頭客船ターミナルの誕生により、月々と年間の横浜への客船の寄港が増えることを願うばかりです。
客船が寄港してる?調べる方法
横浜に大型客船が寄港する埠頭はハンマーヘッドがある「新港ふ頭」や近隣の「大さん橋」の他に「大黒ふ頭」と「山下ふ頭」があります。
これらの埠頭に寄港する客船の「客船名」と「入港日時」、「出港日時」、さらにはどの港から旅してきたのか(前港)、どこの港に旅するのか(次港)を横浜市の公式サイトから知る事ができます。
横浜市の公式サイトから事前に客船の寄港情報を調べておけば、ハンマーヘッド周辺に出掛ける計画も立てやすくなるでしょう。
記事の文末の「参考文献」に「横浜港客船入港情報」へのリンクを貼り付けていますので、ダイレクトでご覧いただけます。
横浜観光しながらのハンマーヘッドへの行き方
ハンマーヘッドの公式サイトのアクセス情報によると、みなとみらい線の「馬車道駅」から徒歩10分、JR線の「桜木町駅」から徒歩15分と案内されています。
折角なら駅からの道のりも横浜観光を楽しみながら、新港ふ頭のハンマーヘッドへ向かってみてはいかがでしょう。
横浜駅から自転車で!
横浜コミュニティサイクル「baybike(ベイバイク)」というシェア自転車サービスをご存知でしょうか。
まだ利用したことがない人でも、赤い電動サポート付き自転車を横浜の中心部で見かけた人もおられるでしょう。
ICカードを登録すれば自転車を気軽にレンタルできる本サービスは札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、沖縄等でも展開されており、各地で同じ登録済のICカードで利用できるため観光で来られた方も使いやすくなっています。
私たちも横浜と大阪で登録済みのICカード一枚でたびたび活用させて頂いています。
横浜駅からハンマーヘッドまでは約5kmあり、徒歩だと1時間くらいは掛かりますが、電動サポート付きの自転車であれば歩くのが苦手な人も海風を感じながら楽しく移動できそうです。
実際に後日試してみたところ、横浜駅でベイバイクを借り30分以内にハンマーヘッドで返却することができました。
こうしたシェア自転車サービスの利用時に戸惑うのが「ポート」と呼ばれる自転車が駐車されているポイントを見つけ出すことです。
スマホの専用アプリの地図上に「ポート」の位置が示されているとはいえ、一度も利用したことがない「ポート」だと見つけ出すまでは何かと不安に感じるものです。
横浜駅からハンマーヘッドを目指すのであれば、横浜駅東口(海側)のポルタから「J階段」を上がった場所にある「横浜スカイビル前」のポートを利用するとルート的には良いでしょう。
横浜駅で借りたベイバイクの返却は、ハンマーヘッド(新港ふ頭客船ターミナル)の建物の目の前にある「マリン&ウォーク ヨコハマ」のポートを利用すると良いでしょう。
「マリン&ウォーク ヨコハマ」のポートは、少々ヤシの木に少し隠れてはいますが、付近が一般の自転車置き場になっているので見つけやすいでしょう。
- 横浜駅付近ポート:横浜スカイビル前
- ハンマーヘッド付近ポート:マリン&ウォーク ヨコハマ
なお、このベイバイクの利用について2019年秋の情報であり、くれぐれも利用前に公式サイト(下記の参考文献)で利用上のルール、ポート位置などを確認されることをおすすめします。
桜木町駅から汽車道で!
ベイバイクのポートはJR桜木町駅の近くにも「桜木町日本丸交差点前」がありますが、ハンマーヘッドへの距離的には徒歩でも楽しめるのではないかと思います。
- 桜木町駅付近ポート:桜木町日本丸交差点前
- ハンマーヘッド付近ポート:マリン&ウォーク ヨコハマ
徒歩であれば、まずは桜木町駅から「汽車道」を目指しましょう。
汽車道を実際に歩いてみると足元に線路の存在にお気づきになると思います。
1989年に行われた横浜博覧会の開催時にこの場所を実際に鉄道が走っていました。
汽車道周辺のみなとみらいについてのざっくりとした歴史を下記の記事にまとめていますので、知っているとハンマーヘッドへの徒歩移動も楽しくなるでしょう。
汽車道を抜けて商業施設「ワールドポーターズ」へと続くエスカレーターを利用すると、ハンマーヘッドへの「楽しめるルート」になるでしょう。
ワールドポーターズを抜けて円形の歩道橋「サークルウォーク」を超えると、ハンマーヘッドはもうすぐです。
馬車道駅から万国橋で!
みなとみらい線を利用される方は「馬車道駅」で下車して、ハンマーヘッドへ向かってみてはいかがでしょうか。
馬車道は1859年に横浜が開港した頃から栄えていた場所で、観光エリアとしても人気です。
馬車道についてのざっくりとした歴史は下記の記事にまとめており、現在の馬車道になるまでの「三段階の進化」の過程を知って頂くことができます。
みなとみらい線の馬車道駅にもベイバイクの「馬車道駅」というポートがありますが、徒歩でハンマーヘッドへ向かうのも悪くないと思います。
- 馬車道駅付近ポート:馬車道駅
- ハンマーヘッド付近ポート:マリン&ウォーク ヨコハマ
ご紹介した馬車道の記事にも登場する「万国橋」から眺めるみなとみらい地区のビル群の景観は、テレビドラマのロケ地としてもたびたび利用されるほど人気のある撮影スポットです。
まとめ
ハンマーヘッドが新港エリアに加わったことで、横浜駅から元町へと続く海沿いの魅力がさらに増しました。
気候に合わせて散歩するのも良し、ベイバイクで風を感じるのも良し。
マリン&ウォークや赤レンガパークを含むハンマーヘッド周辺から新港ふ頭と大さん橋に停泊する大型客船を目にすれば、港町感を存分に感じること間違いなしです。
客船の寄港情報を眺めながら休日の予定を立ててみてはいかがですか。
ざっくりでも横浜の歴史を知っておくと道中も楽しく過ごせます。
参考文献
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。これからも良質な情報をお届けできるよう精進いたします。今後とも「途次大志の備忘録」をお引き立ての程、よろしくお願い致します。 途次大志