Sponsored Links

ぴよぴよ

仕事も生活もいろいろ複雑に絡みあって「うわー!」ってなることあるよね


みかんみかん

そんな時こそ「キーワード」を設定して整理してみると良いかもね


分厚い書籍「産業技術史」を読み進めています。知らなかったことを、まるで畑で芋掘りをしているように、土の中から手探りで新しい知識に出会えたときの楽しさはこの上ないものですね。見つけた知識が、以前に出会った似通った知識だとしても、それはそれで、他の知識との関係性が、最初にその知識に出会った時よりも増えているせいか、また違う魅力を感じます。歴史をよくご存じの方からすると、私の知識レベルは極めて低次元なのでしょうが、単に自らの手でこうした知識に触れること自体が楽しく、そうした歴史から現代との共通点も感じられることができ、学校で教えてもらう歴史とはまた違った面白さがあるものです。

Sponsored Links

明治期の産業発展のキーワード

「官」と「民」による産業技術の発展のキーワード
横浜の歴史に触れて、現代の産業の原点が明治時代にあるように感じました。こうして分厚い本「産業技術史」と出会い、読み始めました。日本の工業化の黎明期と言える明治期の産業技術の発展の歴史を、キーワードと照らし合わせながら追ってみようと思います。

「官」と「民」による産業技術の発展のキーワード

「官」:政府主導
・蘭学
・留学
・御雇外国人

「民」:民間主導
・在来手工業
・株式会社
・平等

日本の産業の発展が、目に見えるカタチで現れたのは明治時代ですが、江戸時代までの積み重ねが重要だったようです。産業革命に代表されるように、世界の工業化はイギリスで始まり、フランス、ドイツ、アメリカへと広がっていく中、日本では支配階級である侍を中心に「蘭学」を取り入れ、鉄製大砲や汽船を自前で作り始めました。さらに「留学」という、生命の危機さえもありえる手段を用いて海外に学びを求めました。こうして学んだ知識や技術を日本で実現するには「御雇外国人」の協力が必要でした。

こうした「官」つまり政府主導による産業技術の発展がある一方で、「民」つまり民間主導の産業発展の寄与も忘れてはなりません。「官」による明治期の産業発展のベースに「蘭学」があったように、「民」による産業発展のベースには江戸時代までの「在来手工業」がありました。「在来手工業」という種は「株式会社」という新しい組織化の仕組みにより、明治期に外貨を稼ぐ不可欠な存在となり、さらに「平等」という意識や概念の普及により新しい国内市場を生み、まるで養分と水分のように日本で培ってきた種を大きく成長させたと捉えることができるようです。

明治期の産業発展のキーワードは、これだけではないでしょう。ただここで挙げただけでも、産業技術が大きく発展するために、新しい学問や人材、それに組織や制度、さらに意識や概念といった多岐にわたる分野の進展が必要だったことが理解できそうです。

Sponsored Links

明治期の産業発展に寄与した人物

「官」と「民」による産業技術の発展に寄与した主な人物
明治期の発展は、江戸時代までの知識や技術の蓄えがあったからこそ実現できたのですが、だからと言って、右肩上がりにすべてが順調に発展していったというわけでないことも分厚い本「産業技術史」には書かれています。きっと、これらの挫折や無力感を乗り越えるには「人」がどのように考え、行動したのか、ということが大切な要素のように感じます。ここでは、「官」と「民」に分けて、明治期の産業発展に寄与した人物を整理しておこうと思います。

明治期の産業発展に寄与した人物

「官」:政府主導
工学:山尾 庸三
鉄道:井上 勝
造艦・造機:赤松 則良・肥田 浜五郎
鉱山:大島 高任
紡績:石河 正龍・山辺 丈夫
繊維染色:平賀 義美・稲畑 勝太郎
造船・造艦・造機:佐双 佐仲・宮原二郎・水谷 六郎
工学教育:野呂 景義・三好 晋六郎・高松 豊吉
御雇外国人:ダイヤー・ワグネル

「民」:民間主導
紡績機械(ガラ紡機):臥雲 辰致
木製ジャカード織機:荒木 小平
足踏み織機:松田 繁次郎
小幅力織機」寺沢 幸三郎・豊田 佐吉

正直、私の知識レベルでは初めて出会う人物が多くを占めていますが、この先、手探りで知識という芋掘りを進める中で、再会するかもしれません。そうして「ああ、あなたは、あの時のあなたでしたか」と再会を喜ぶための種を撒くことになるように思います。

Sponsored Links

参考文献

新体系日本史11「産業技術史」中岡哲朗等 著

このブログ記事にたどり着いて頂きありがとうございます。「途次大志の備忘録」の執筆者の途次大志(toji-taishi)です。

最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。これからも良質な情報をお届けできるよう精進いたします。今後とも「途次大志の備忘録」をお引き立ての程、よろしくお願い致します。 途次大志

Title toji-taishi-no-bibouroku途次大志のプロフィール紹介

Sponsored Links