子なし夫婦ならではの休日デートの心得って?
経験をもとに3つの心得にまとめてみたよ
このブログ記事にたどり着いて頂きありがとうございます。
「途次大志の備忘録」の執筆者で何かと3つにまとめるのが好きな途次大志(toji-taishi)です。
高校生以下の子どものいる同年代の夫婦の休日は習い事や塾の送り迎えなど、どうしても子ども中心になってしまうようですね。
それに比べれば、子なし夫婦は時間的にも経済的にも自由が多いと実感します。
とはいえ、自発的に休日の予定を創り出さないと折角の自由を無駄にしてしまったようななんとも言えない無力感のようなものを感じてしまいます。
子なし夫婦の休日デートの過ごし方の心得
私たち夫婦も結婚して15年以上の子なし夫婦なので、これまで幾度となくそんな休日を過ごしてきたことか。
こんな反省を踏まえ、私たち子なし夫婦は休日デートの過ごし方として「心得」にたどり着くようになりました。
まず休日はデートと称して出掛けることが大切だと感じるようになりました。
子なし夫婦の「休日デート」という響きは気恥ずかしさを感じますが、名称を付けることで家の中だけで休日を過ごしてしまうことから脱却しやすくなるものです。
子ども向け施設は要注意
自宅というのはなんとも快適ですよね。
出掛けるとなると、さすがの「おじさん」の私でさえ、寝グセの髪を整え、それなりの洋服に着替えなければなりません。
それでも休日を自宅だけで過ごすというのは、病気で入院中ならともかく、それなりに健康な身体を持たせてもらっていることを考えると、やはりどこかもったいない気がします。
だからと言って、考えもなしにどこにでもほいほいと出掛けると後悔することもあります。
ヒーローやキャラクターをメインにした子どもたち向けの施設や、ファミリー向けのショッピング施設は、時に子なし夫婦の私たちをブルーな気分にさせてしまうことがあります。
もともと子どもが好きな私たち夫婦でさえ、子どもを目にすること自体が辛いこともありますし、子どもと一緒に親を見ることが辛いことがあります。
もちろん毎回ではないのですが、日々の疲労度の具合なのか、時にそんなことがあるのです。
大人の癒やしを取り入れる
アラフィフの私たち夫婦は出掛ける時は、できる限り「大人の癒やし」を盛り込むようにしています。
大人の癒やしと言っているだけで、単なる「癒やし」とさほど変わりません。
散歩に出掛ける時は予め銭湯などの入浴施設を帰り道のルートに含めるようにしておきます。
銭湯が苦手という人は、たとえばホテルのカフェエリアも「大人の癒やし」になります。
ホテルのカフェエリアは天井が高いところも多く、静かな空間でゆったりと休日のひとときを過ごすことができ癒やされます。
チェーン店のコーヒーショップの方がお手頃ですが、子育てに掛かる子あり夫婦のことを考えれば、休日くらいは夫婦で過ごすのも良いものです。
いずれにしろ「ガンガンに行こう!」とあまり気負いせずに、どこかでゆったりのんびりできるシーンを組み込むと帰宅後の満足感が高まります。
テーマを決めてお出掛け
なるべく子ども向けの施設を避けて、お出掛けルートに大人の癒やしを盛り込んだとしても、それなりに長い付き合いの夫婦がどうやって休日デートを楽しめば良いのでしょう。
ずばり「テーマを決める」ようにすると良いです。
付き合いたての頃のデートを思い出してみて下さい。
休日のデートには、さほど意識はしなかったとしても実はしっかりとテーマが存在していたのです。
たとえば「どこそこのテーマパークに二人で行く!」という風に、目的地自体がカップルにとってのテーマになっていました。
ただ夫婦になるとたいていのことは経験済みで、目的地がテーマになるという新鮮さを保つのは容易なことではありません。
「デートを楽しむためにはテーマが不可欠」であることが理解できれば、アラフィフの子なし夫婦も何かしらテーマを決めれば休日デートを楽しめるということになります。
改めて「子なし夫婦の休日デートの過ごし方の心得」をまとめておきます。
- 子ども向け施設は要注意
- 大人の癒やしを取り入れる
- テーマを決めてお出掛け
子なし夫婦の休日デートに横浜観光はちょうど良い
「子なし夫婦の休日デートの過ごし方の心得」に則って考えると、横浜の観光地めぐりはちょうど良いです。
横浜の観光地めぐりと言ってもたくさんの観光スポットとルートがありますが、たとえば「横浜の街並みの歴史」というテーマでめぐってみるのも面白いと思います。
わざわざ観光地を訪れても、その観光スポットの歴史的な背景を知らないと十分に楽しめた気にはならないものです。
3つの点で横浜観光は子なし夫婦の休日デートの過ごし方としては適しているように思います。
- 首都圏から日帰りで気軽
- 近代からの歴史で身近
- 4つの出来事で理解が簡単
首都圏から日帰りで気軽
図表に示した通り、横浜市が行っている「観光に関する調査」によると観光客の85%が日帰りで横浜を訪れています。
東京駅からJR東海道線で横浜駅まで30分なので気軽に日帰りで訪れる人が多いのでしょう。
首都圏各地から横浜観光エリアの私鉄や地下鉄や市バスとの連絡きっぷが数多く利用できることもあり、日帰りで横浜観光を楽しみたい人にも便利でお得に感じることでしょう。
横浜在住20年の私たちもテーマを決めて横浜観光する際には一日券を活用します。
横浜駅周辺、みなとみらい周辺、関内地区、中華街地区、元町地区など横浜の観光スポットは海沿いに集中しているとはいえ、徒歩感覚だと点在しているので、こうした乗り降り自由な一日券があれば便利です。
たとえば「横浜の街並みの歴史」をテーマにめぐる時も、首都圏であれば日帰りでも十分に横浜を楽しめます。
首都圏の私鉄が提供している観光施設の優待利用がセットになった一日券であれば気軽に日帰りの横浜休日デートを満喫できます。
近代からの歴史で身近
たいていの観光地がそうであるように、その観光スポットの歴史やさらには当時の時代背景を理解しているとしっかりと楽しむことができます。
たとえば奈良や京都であれば古墳時代、平安時代の時代背景を知っているとより楽しめます。
しかしよほどの歴史好きでない限り、現代とは生活様式が大きく異る時代背景を理解しようとすること自体が面倒に感じるものです。
その点、横浜の観光スポットをめぐるにはせいぜい江戸時代末期、主に明治時代以降から昭和時代の時代背景を思い浮かべることができれば十分に楽しめます。
たとえば「横浜の街並みの歴史」を楽しむためには、たかだか160年くらい前の1859年の横浜開港以降の歴史だけを知れば済みます。
これが奈良や京都だと1300年以上も前の時代背景を想像しなくてはなりませんし、大阪でも信長や秀吉の頃の500年くらい前の時代背景を知る必要があるでしょう。
ご存知の通り、明治時代は日本に近代化が始まった時代で、現在の生活様式に通じる歴史が多く歴史が苦手な人もとっつきやすいのではないでしょうか。
4つの出来事で理解が簡単
時代背景を踏まえて観光スポットをめぐる際に横浜が親しみやすいことはご理解いただけたとして、さらに横浜の歴史を理解しやすくするためには横浜の4つの歴史的な出来事を知っとくととても整理しやすくなります。
その4つの横浜の歴史的な出来事とは「1859年横浜開港」「1923年関東大震災」「1945年横浜大空襲」「1989年横浜博覧会」のたった4つの出来事にまとめることができます。
- 1859年横浜開港
- 1923年関東大震災
- 1945年横浜大空襲
- 1989年横浜博覧会
私のようなもともと大阪に住んでいた横浜以外の人にとっては、「横浜」と言われて最初に観光の起点と考えるのは「横浜駅」ではないでしょうか。
ただ横浜駅周辺は1859年横浜開港から100年後にやっと今のような賑わいになったのです。
逆に考えると、わずか50年くらい前、1960年頃の横浜駅周辺は今とはまったくちがった閑散とした場所だったということです。
今の横浜駅周辺を見ているとにわかには信じられませんよね。
横浜の歴史を4つの出来事を目安に整理すると非常にわかりやすく、観光スポットを訪れた時にも時代背景がイメージしやすいので結果としてさらに楽しめます。
まとめ
子どもを持たない子なし夫婦だからこその休日の過ごし方を整理してみました。
子なし夫婦の休日デートの過ごし方の心得に則って考えると横浜観光はちょうど良いことに気づきます。
たとえば「横浜の街並みの歴史」をテーマに子なし夫婦で横浜の観光地をめぐる中で、男性視点と女性視点の違いを会話の中で楽しめます。
子なし夫婦だからこその休日の楽しみ方を、それぞれの夫婦なりに見つけていくのも楽しいことですね。
参考文献
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。これからも良質な情報をお届けできるよう精進いたします。今後とも「途次大志の備忘録」をお引き立ての程、よろしくお願い致します。 途次大志