交通費を節約して横浜観光を楽しみたいよね
乗り放題一日券の「連絡きっぷ」を使うとお得で気ままな旅ができるよ
こんな人にオススメ
- 横浜観光を検討している関東在住の人
- 新幹線で新横浜駅経由で横浜観光の予定の人
- 飛行機で羽田空港経由で横浜観光の予定の人
このブログ記事にたどり着いて頂きありがとうございます。
「途次大志の備忘録」の執筆者で横浜にもっと遊びに来てほしいなと望む途次大志(toji-taishi)です。
「お得に旅ができた!」というのも横浜観光の思い出のひとつになれば良いなと思います。
JR、東急、相鉄、京急、西武、東武沿線の人に加え、新幹線で新横浜駅、飛行機で羽田空港経由の人にとって、交通費を節約しながら乗り放題で横浜観光を気ままに楽しむためのお得な「連絡きっぷ」の情報をまとめました。
- JR・私鉄沿線の関東在住の人:各線の連絡きっぷ
- 新幹線で新横浜駅経由の人:「みなとぶらりチケットワイド」または「横浜1DAYきっぷ」
- 飛行機で羽田空港経由の人:「横浜1DAYきっぷ」
横浜観光
年間3,000万人超
横浜市の調査結果によると横浜を訪れる観光客は2013年以降、毎年3,000万人を超えています。
横浜在住20年の私も横浜駅周辺からみなとみらい、関内、元町を散歩するのが好きでたびたび散歩に訪れます。
関東在住の人にとっては宿泊代を掛けず日帰りで楽しめるのも横浜観光のメリットのひとつでしょう。
横浜観光エリア
横浜の観光と言えばみなとみらいから元町を中心とした海沿いのエリアが人気です。
初めて横浜観光に訪れる人はもちろん、既に何度か横浜を訪れたことがある人も外すことができない観光スポットが集まっています。
この横浜観光エリア内での主な交通手段は下記の4つでしょう。
- MM(みなとみらい)線
- 市バス(観光路線・一般路線)
- 市営地下鉄
- JR線
特にMM線と市バスは横浜観光では鍵となる移動手段でしょう。
横浜観光エリアについては別記事でも紹介しています。
「連絡きっぷ」の構成
横浜観光には「連絡きっぷ」を活用すると交通費が節約でき、さらに乗り放題で気ままな旅ができます。
乗り放題一日券の連絡きっぷの構成は、JR、私鉄の出発駅から横浜までの往復乗車券と横浜観光エリア内の乗り放題一日券、さらにきっぷによってはエリア外の関連路線の乗り放題がセットになっています。
JR、私鉄各社が様々な「連絡きっぷ」を発売しており、旅の経路や目的によって賢く選びたいものです。
「連絡きっぷ」比較一覧
横浜観光で使える乗り放題一日券の連絡きっぷ一覧で比較してみましょう。
全てのきっぷで出発駅から横浜までの往復乗車券が含まれるという共通点がある一方で、横浜観光エリア内で乗り放題となる交通手段が異なります。
下記の3種類に分類すると比較しやすいでしょう。
- MM(みなとみらい)線が乗り放題
- 市営地下鉄と市バスが乗り放題
- MM線も市営地下鉄も市バスも乗り放題
「みなとぶらりチケットワイド(市営)」と「相鉄発みなとぶらりチケット(相鉄)」が上記の「2」に該当し、出発駅から横浜往復に加え横浜観光エリアでの市営地下鉄と市バスが乗り放題となります。
唯一、京急の「横浜1DAYきっぷ」は上記の「3」に該当し、MM(みなとみらい)線も市営地下鉄も市バスも利用できます。
「連絡きっぷ」ごとの紹介
「連絡きっぷ」の比較一覧を見ると、あらためてきっぷの名称が似通っていることがわかり少々ややこしいですね。
どれを選ぶと良いかわからない場合は下記を目安とされると良いのではないでしょうか。
- JR・私鉄沿線の関東在住の人:各線の連絡きっぷ
- 新幹線で新横浜駅経由の人:「みなとぶらりチケットワイド」または「横浜1DAYきっぷ」
- 飛行機で羽田空港経由の人:「横浜1DAYきっぷ」
JR・ヨコハマ・みなとみらいパス
JR線との連絡きっぷはこの「ヨコハマ・みなとみらいパス」ですが、購入と利用できる駅はJR線の中でも下記の8つの駅のみです。
- 新杉田駅
- 磯子駅
- 根岸駅
- 山手駅
- 石川町駅
- 関内駅
- 桜木町駅
- 横浜駅
このきっぷの魅力は横浜観光エリア内でMM(みなとみらい)線全線の乗り放題に加え、JR線の新杉田駅から横浜駅で乗り降り自由となっている点です。
新横浜・みなとぶらりチケットワイド
新幹線で新横浜駅に到着した人にとっては市営地下鉄の新横浜駅からの横浜観光エリアへの往復乗車券がセットになったきっぷです。
ただ懸念点は横浜観光エリア内で利用できる交通手段が市営地下鉄と市バスという点で、初めて横浜観光をする人には難易度が高いように思います。
市バスは観光スポットの眼の前まで連れて行ってくれる利点がある一方で、停留所の位置が不慣れだとわかりにくい点や渋滞などで時刻表通りに運行されないこともある点でしょう。
鉄道ではその点、駅の場所もわかりやすく比較的時刻表通りに運行され、観光客としては安心感が高いのではないでしょうか。
より安心感を得たい場合は、新幹線で新横浜駅に到着後、JRの在来線(横浜線)で横浜駅まで乗車し、横浜駅の京急線の改札で「横浜1DAYきっぷ」を購入し利用するのが良いかもしれません。
少々、金額は高くなりますがMM(みなとみらい)線と市営地下鉄と市バスが利用できます。
東急・みなとみらいチケット
東急線との連絡きっぷはこの「みなとみらいチケット」で、東横線であればMM(みなとみらい)線と乗り入れているので渋谷駅から乗り換えなしで中華街や横浜観光エリアにアクセスできます。
市バスが利用できれば赤レンガパークや大さん橋、山下公園などの海沿いの観光スポットへ眼の前まで連れて行ってくれますが、残念ながらこのきっぷでは対象外です。
海沿いの観光スポットへはMM(みなとみらい)線の駅から徒歩10分から15分程度の距離なのでぶらぶら歩くのも悪くはないでしょう。
相鉄MMチケット
相鉄線の連絡きっぷはこの「相鉄MMチケット」と「相鉄発みなとぶらりチケット」の2種類があります。
この「相鉄MMチケット」は横浜観光エリア内ではMM(みなとみらい)線が乗り放題となる一方で、市営地下鉄と市バスは対象外です。
横浜観光エリア内の観光スポットはMM(みなとみらい)線を中心に点在しているので、土地勘があまりない場合はこちらのチケットの方が使いやすいでしょう。
相鉄発みなとぶらりチケット
2種類が用意されている相鉄線の連絡きっぷのうち横浜観光エリア内の市営地下鉄と市バスが乗り放題となるのがこの「相鉄発みなとぶらりチケット」です。
市バスは観光スポットの眼の前まで連れて行ってくれるので、バスの路線の理解と停留所の位置さえ理解できれば便利に利用できるでしょう。
ただ、このバスの路線の理解と停留所の位置の理解がなかなか難しいように感じます。
市バスの利用はハマれば非常に便利な交通手段です。
京急・横浜1DAYきっぷ
横浜駅へ直接乗り入れている私鉄の「連絡きっぷ」として一番高額なのがこの「横浜1DAYきっぷ」です。
ただし横浜観光エリア内でMM(みなとみらい)線と市営地下鉄と市バスが利用できる唯一の乗り放題一日券であることがが最大の魅力です。
また他の連絡きっぷでは横浜駅で購入できないきっぷが存在している一方で、この「横浜1DAYきっぷ」は横浜駅(京急線)で購入できるため、どうしてもMM(みなとみらい)線と市営地下鉄と市バスの乗り放題が必要な場合は、他の路線で横浜駅に到着したとしても利用可能な点も魅力のひとつです。
さらに京急線の上大岡駅から横浜駅の乗り放題もセットになっているのも魅力的です。
西武横浜ベイサイドきっぷ
西武線は横浜駅には直接乗り入れていませんが、東京メトロ副都心線と東急東横線経由で横浜駅に乗り入れており、連絡きっぷとしてこの「西武横浜ベイサイドきっぷ」が用意されています。
東急東横線と乗り入れているMM(みなとみらい)線が乗り放題となり、さらに東京メトロ副都心線の小竹向原駅から渋谷駅が乗り放題となるのが魅力です。
東武・東上横浜ベイサイドきっぷ
東武線も西武線同様で横浜駅には直接乗り入れていませんが、東京メトロ副都心線と東急東横線経由で横浜駅に乗り入れており、連絡きっぷとしてこの「東上横浜ベイサイドきっぷ」が用意されています。
東急東横線と乗り入れているMM(みなとみらい)線が乗り放題となり、さらに東京メトロ副都心線の和光市駅から渋谷駅が乗り放題となるのが魅力です。
まとめ
横浜観光の乗り放題一日券の「連絡きっぷ」は種類がたくさんあり名称も似通ってややこしくなります。
横浜観光エリア内の乗り放題がMM(みなとみらい)線か市営地下鉄と市バスの違いがあります。
市バスは観光スポットの眼の前まで連れて行ってくれますが、効率よく活用するには下記の「市バス活用の壁」をクリアすることが必要なように思います。
- バス路線の理解
- 停留所位置の理解
- たっぷりとした時間
この壁さえクリアまたはトライする心づもりさえあれば、市バスによる観光スポット巡りは車窓を楽しむことも含めておすすめです。
ただ壁のクリアが難しい場合はMM(みなとみらい)線を利用した観光スポット巡りの方がおすすめです。
価格差が気にならない程度であればMM(みなとみらい)線も市営地下鉄と市バスも利用できる京急の「横浜1DAYきっぷ」を選んでおけば安心です。
みなさんなりの旅の目的に合った「連絡きっぷ」を見つけて、今度の休みに出掛けてみませんか?
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。これからも良質な情報をお届けできるよう精進いたします。今後とも「途次大志の備忘録」をお引き立ての程、よろしくお願い致します。 途次大志