子なし夫婦とはいえ先々のために住宅ローンを早めに完済してしまいたいね
「青春18きっぷ」って知ってる?子なし夫婦だからこその鉄道旅を節約しながら楽しめるよ
こんな人にオススメ
- 住宅ローンを抱えている人
- 子どもがいない夫婦の人
- 節約しながら鉄道旅を楽しみたい人
このブログ記事にたどり着いて頂きありがとうございます。
「途次大志の備忘録」の執筆者で青春18きっぷは無くならないで欲しい途次大志(toji-taishi)です。
将来に備えて住宅ローンの繰り越し返済を計画的に進めている夫婦には見習うべき点が多くあります。
子どもがいないとその分、経済的に余裕があってついつい余暇費を必要以上に贅沢に使ってしまいがちです。
夫婦二人の価値観を明確にして力を合わせている夫婦はそれだけで魅力的に感じます。
「青春18きっぷ」について
子どもがいないことで感じる将来の老後のことを考えると少しでも早めに住宅ローンを完済することに越したことはなさそうです。
その一方で、節約を優先しながら子なし夫婦だからこその旅行を楽しみたいものですね。
「青春18きっぷ」どんな切符?
JRの「青春18きっぷ」をご存知ですか?
初めてそんな名前の切符を知った人、聞いたことはあっても使ったことがない人のために簡単にご説明しておきますね。
- 1日1人当たり2,500円程度で全国のJRが乗り放題
- 利用期間は春、夏、冬に限定
- 普通(快速)電車のみ利用可能
JRが11,850円(2018年実績)で発売している季節限定の5回分綴りの切符です。
増税の影響などで5回分綴りの価格が変動しています。
利用開始時に駅の改札で切符に1人分としてハンコを1つ押され、その日は1日中、JRの普通(快速)電車が乗り放題となります。
たとえば夫婦で1泊2日の旅行をする場合、1日目に2人分の2つのハンコが切符に押され、2日目にはまた2人分の2つのハンコが押されることになり1回利用分が残ることになります。
私たちもこれまで何度も利用していますが、利用回数が残った切符はチケット屋さんなどで買い取ってもらうことも可能です。
「青春18きっぷ」の詳細な情報はJR公式サイトでも案内されていますので、発売期間、利用期間や利用のルールなどはその年ごとに変更される可能性もあるため別途、詳細はご確認ください。
「青春18きっぷ」でどんな旅になる?
最近、鉄道に関するマニアックな内容のテレビ番組を観る機会が増えましたよね。
鉄道旅の人気の高まりを感じます。
「青春18きっぷ」を利用した鉄道旅を極めようと思えばJRの時刻表を読み込むスキルが必要かもしれません。
ただそこまで玄人にならなくても鉄道素人の人でも楽しめます。
なにせ1日乗り放題なのでたとえ降りる駅を間違えれたとしても、次の電車の時刻まで駅の改札を出て街を散策することだってできます。
わかりやすいルールとして「JRの普通電車または快速電車のみが利用できる」ということだけを覚えておけば良いのです。
指定席はもちろん自由席で特急や新幹線を利用する場合には、乗車券と特急券等が別に必要になる点だけを注意すれば良いだけです。
なにせ全国のJRが利用可能であることは大きな魅力です。
テレビ番組の企画でありそうなサイコロでその都度、目的地を決めるという旅もわずか1日2,500円程度で自由に楽しめます。
子なし夫婦の「ご縁育て」効果
この「途次大志の備忘録」の以前の記事で「子育て」ならぬ「ご縁育て」で子なし夫婦だからこそのメリットを活かしてデメリットを解消する方法をご紹介しました。
この「ご縁育て」の考え方に照らし合わせると「青春18きっぷ」の鉄道旅も子なし夫婦ならではの楽しみ方が見つかりそうです。
子なし夫婦にとっての効果
住宅ローン返済を最優先するあまり「旅行を一切我慢しなきゃ」と極端な発想は考えものです。
「青春18きっぷ」がおトクで安いとはいえ、確かに多少はお金が掛かりますが、子どもがいないことで得られない充実感や満足感を夫婦として子ども以外の方法で補うのも将来の夫婦のためにも必要でしょう。
- 豊かさ:生活が楽しく豊かになる
- 社会貢献:社会の役に立つ
- カスガイ:夫婦関係を安定させる
- 老後:老後の支えになる
- 承認欲求:周囲から認められる
子どもがいることで夫婦の関係が安定するという昔からの知恵は「子は鎹(かすがい)」の言葉として今でも残っています。
「青春18きっぷ」の鉄道旅では目的地に一刻も早く到着することを優先させる特急電車の旅ではなく、目的地までのゆっくりとした時間を楽しむ普通(快速)電車の旅です。
忙しい日常の二人から逃れて車窓をのんびりと眺めながらの夫婦二人の大人の時間をたっぷりと確保できます。
電車に揺られているとふだん話さないことが話題にのぼるかもしれません。
そうやって子ども以外の方法で夫婦関係をより高めていくことが期待できそうです。
決して高額な旅ではないので浮いたお金はしっかりと住宅ローンの完済に引き当てることができ老後の支えにも貢献してくれるでしょう。
子なし夫婦の活用メリット
- 経済面
- 時間面
- 肉体面
- 精神面
もしあなたの夫婦に子どもがいたら?と考えてみてください。
子どもを持つ夫婦ではこの「青春18きっぷ」で出掛けることも難しいでしょう。
普通電車にのんびりと揺られるような時間的な余裕もなく、子どもを一緒に連れていけば長時間の移動で子どもが退屈な思いをしてしまい周りのお客さんへの迷惑ばかりを気にすることになれば旅行もなかなか楽しめないものです。
子なし夫婦だからこそのメリットを「青春18きっぷ」の鉄道旅に活かせそうですよね。
まとめ
子どもがいない夫婦では旅行に年間100万円や200万円を費やす夫婦もいるようです。
もちろん「ご縁育て」の効果が期待でき喜ばしいことですが、それは住宅ローン完済後の楽しみにとっておいて今の夫婦の価値観に沿った旅行の仕方をするのもある意味、今だからこそできる旅のスタイルではないでしょうか。
子なし夫婦だからこそのメリットを活かして「子育て」ならぬ「ご縁育て」と思ってのんびりとした鉄道旅に出掛けてバランスを保ちながら夫婦を楽しみたいものです。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。これからも良質な情報をお届けできるよう精進いたします。今後とも「途次大志の備忘録」をお引き立ての程、よろしくお願い致します。 途次大志