「仲の良い夫婦」になりたいもんだね
不仲問題は早めに解決した方が良さそうだね
こんな人にオススメ
- 夫婦げんかが増えてきたと感じる人
- 子どもがいないことが原因なのかな?と感じる人
- 仲の良い子なし夫婦になりたい人
このブログ記事にたどり着いて頂きありがとうございます。
「途次大志の備忘録」の執筆者で子なし夫婦は山あり谷ありだと実感する途次大志(toji-taishi)です。
この記事を読まれようとする方は、きっと夫婦で喧嘩することが多くなってきたなと実感している人でしょうか。
それでもなんとか不仲な状態を解決したいとどこかで望んでいる人なのだと思います。
どうしたら仲の悪い状態を脱し、仲の良い夫婦に戻れるのでしょうか。
その解決への道を一緒に探っていきましょう。
- 冷静に考えてみましょう
- 子どもが居ないから不仲なのか
- 夫婦の価値観を改めて見直す
仲悪い子なし夫婦は苦しいよね
最初に、子なし夫婦に限らず離婚した男女が5年以内に再婚する割合はどの程度だと思いますか?
- A. 4人に1人くらい(25%程度)
- B. 2人に1人くらい(50%程度)
- C. 4人に3人くらい(75%程度)
感情的に考えてしまう気持ちをぐっと抑えながら考えていきましょう。
答えは後ほど文中で紹介しますね。
最近、夫婦でもめることが多くなってきたなと少し反省をしながら、周りの夫婦はどうしているのだろう?と参考になることは取り入れていきたいと思うものです。
なかなか周りに相談できない
子なし夫婦にとって何かと難しい点は、周りには子どもがいる夫婦が多いということです。
それもそのはずで子なし夫婦の割合は100組中の6組程度です。
参考として自分たち夫婦に取り入れたいと思っても、母数が圧倒的に少ないのでサンプリング自体がなかなか容易なことではありません。
子なし夫婦にとっては子どもがいないことが不仲の元凶に感じてしまうことがあります。
夫婦の調子が良い時は子どもがいないことがさほど気にならなくても、ちょっと落ち込んだりすると子どもがいないことが大きなネガティブな要因のように思ってしまうこともあります。
そのような子なし夫婦ならではの環境も含めて、なかなか周りの夫婦に相談することができないものです。
子なし夫婦だから不仲になったのか
そもそもこのところ仲が悪くなった原因が子どもの有無に起因しているのかさえ考える術が子なし夫婦にはありません。
たとえば子どもが成人して家を離れた夫婦であれば、子どもと一緒に暮らしていた頃とその後を比較して考えることができそうです。
子なし夫婦は結婚直後から結婚生活を重ねた日々のすべての間で子どもと暮らしたことがないので判断する材料をもともと持ち合わせていません。
それでいて妻は妻なりに、夫は夫なりに、どこかで子どもがいないことを他の子どものいる夫婦と同等に考えてしまう厄介さを含んでいるように思います。
子なし夫婦だからこその人生があると頭では理解しながらも、子どもいないことが原因なのかどうかも判然としない状態なのではないでしょうか。
別居や再婚に至る前に情報収集
冒頭で提示した「離婚した男女が5年以内に再婚する割合」の答えです。
厚生労働省の人口動態統計特殊報告(H28)の「婚姻に関する統計」によると概ね25%の夫と妻は離婚後5年間で再婚しているようです。
離婚してから5年以内に4人に1人が再婚している一方、4人に3人は再婚していないということです。
夫婦げんかではついつい感情的になってしまいますが、離婚や再婚について情報をもとに経済面など冷静に考えてみることも大切なように思います。
もし夫婦で話し合って離婚という結論に至ったとしたら、考えるのは「When (いつ)」ということだけでしょう。
しかし、せっかく巡り会えた縁に感謝し、できればこのまま結婚生活を続けてきたいと考えているなら「How(どのように)」ということを考えていかなければならないでしょう。
子なし夫婦を「How(どのように)」に継続していくか、無数の手段がありそうです。
一時的に別居して冷静に考えるという手段もあるでしょうし、徹底的にけんかするという手段もあるでしょう。
夫婦の数だけ手段はあるので、やはり話し合いという方法は避けては通れない方法のように考えられます。
子なし夫婦の不仲問題の解決へ
世の中に「絶対」ということは数少ないですが、人生が限られているということはどうやら「絶対」のようです。
自分だけでなくパートナーも互いに後悔しないように納得がいく形で解決策を見つけいくには話し合いという手段から取り掛かる必要がありそうです。
話し合うと言っても「何を話せば良いんだ?」となるかもしれません。
こういうことを互いに考え、話し合ってみるのはどうでしょうか。
「仲の良い子なし夫婦」とは?
「最近、仲が悪いな」と感じている人はこんなことを考えてみるのも良いかもしれません。
そもそもあなたが考える「仲の良い夫婦」ってどんな姿、条件、状態なのでしょう?
箇条書きでどんどん書き出してみると良いでしょう。
現在の「仲の良い夫婦」の姿でも良いですし、老後の姿でも良いです。
とにかくあなたの頭の中にある「仲の良い夫婦」の姿を文字にしてみましょう。
パートナーの考える「仲の良い」とは?
パートナーは「仲の良い夫婦」というのをどういう風に考えているのでしょうか。
できれば、あなたが聞き取って文字にしていくと良いでしょう。
パートナーが挙げた項目で「そう言えばそれもあった」という内容が見つかるかもしれません。
そもそもこうして会話をすること自体が夫婦にとっては良いことのように思います。
お互いに漠然と考えていることが文字にすると改めて理解できることも多いことに気づきます。
その一方で文字に表せないこともたくさんあることにも気づくのではないでしょうか。
別居や再婚しか解決策はないのか
さて夫婦それぞれが考える「仲の良い夫婦」の姿が文字として出揃いました。
どの程度、共通しているでしょうか。
まったく共通している部分がないと言うことであれば、別居や離婚を本気で考えた方が良いかもしれません。
その前に、そもそも夫婦それぞれが「仲の良い夫婦」についての項目があまり出てこなかったということであれば、最近のけんかが感情的な衝突によるものだと反省した方が良いでしょう。
日々の仕事や家事の忙しさに注意が奪われ、夫婦という大切な関係性について考えていなかった自分自身を知る良い機会です。
話を戻すと、共通部分からどんな未来が描けそうですか?
共通していない部分をお互いがどれくらい受け入れられそうですか?
「仲の良い夫婦」という価値観をお互いがどれくらい共有できているかということが目に見える形で理解できれば不仲問題解決へのヒントが見つかるように思います。
そもそも考えてみれば、子どもがいる、いないという環境の違いはあれど、どんな夫婦もすべて環境が異なり、同一の環境の夫婦なんて存在しないのでしょう。
子なし夫婦だからと原因を子どもに求める前に、世界にひと組しかいない夫婦の問題として解決の糸口を見つけていくことが近道なのかなと思えてきます。
まとめ
不仲に夫婦を過ごすのも一生、「仲の良い夫婦」で過ごすのも同じ一生です。
もし「仲の良い夫婦」で過ごしたいと思いながら、なかなか現実が伴わないのであれば、感情的な心を大切にしながらも、冷静に「How(どのように)」という手段を夫婦で考えていくことができれば良さそうです。
夫婦の話し合いの種になれば何だって良いのだと思います。
この記事が子なし夫婦の話し合いの種になれば執筆者としてこの上ない幸せです。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。これからも良質な情報をお届けできるよう精進いたします。今後とも「途次大志の備忘録」をお引き立ての程、よろしくお願い致します。 途次大志