横浜観光の乗り放題の一日券はどれを選ぶと良いんだろう?
横浜在住20年の散歩好き目線で初級者、中級者、上級者向けに分類してみたよ
こんな人にオススメ
- 一日券を利用した横浜観光をしたい人
- 横浜の海沿いを乗り放題で満喫したい人
- その日の天気や気分で気ままな旅をしたい人
このブログ記事にたどり着いて頂きありがとうございます。
「途次大志の備忘録」の執筆者で乗り降り自由という気軽さが好きな途次大志(toji-taishi)です。
その日の天候や気分に合わせた気ままな横浜観光を楽しみたいものです。
鉄道やバスの一日券は「乗り放題」という自由をもたらしてくれます。
みなとみらいから元町エリアの横浜観光には様々なお得なきっぷが用意されていますが、自分に合った乗り放題の一日券はどれが最適なのでしょう?
- 「横浜観光 神セブン」を設定
- 利用可能な路線の比較
- 選ぶのが面倒なら京急「横浜1DAY切符」
一日券を利用した横浜観光
結論から言えば、横浜に20年住んで時間さえあればぶらぶら散歩をしている私個人が目安としているのは下記の通りです。
- 初級者:みなとみらい(MM)線一日乗車券(大人460円)
- 中級者:みなとぶらりチケット(大人500円)
- 上級者:横浜1DAYきっぷ(大人840円〜)
この程度の金額差なら気にならず、原価割れしたとしても自由度の安心を優先させたい人であれば、上級者向けとして紹介している「横浜1DAYきっぷ」をおすすめします。
なお、JRや私鉄からの横浜観光エリアまでの往復乗車券もセットになった「連絡きっぷ」の乗り放題一日券は別記事にまとめています。
乗り放題一日券の魅力
対象路線が乗り放題となる一日券は、貴重な休みに移動の自由を定額で与えてくれます。
気軽な乗り降り
鉄道やバスでひと区間だけでも気軽に乗り降りができるのは嬉しいです。
一日券がないと、ひと区間くらいは頑張って歩こう!とついつい無理をしちゃいがちです。
電車を待つ駅のベンチで腰掛ける時間は実は大事な休息であると気づきます。
利用するほどお得
一日券は定額なので、利用すればするほどどんどんお得になっていくのも嬉しいです。
一日券がないと、あきらめてしまう観光スポットにも足を伸ばし新たな発見をするものです。
気まぐれ旅
限られた休みの日の観光では、その日の天候や気温、さらには気分というものを優先させたいものです。
観光することが義務になってしまっては本末転倒です。
急に雨が降り出したのならバス主体の観光に切り替えて移動中の車窓を楽しむことだって気ままにできます。
横浜みなとみらい〜元町エリア観光
横浜観光というとたくさんの観光スポットが紹介されています。
横浜観光という言葉を「横浜市」の観光という理解をすればさらに観光スポットは増えますが、おそらく多くの人がイメージする横浜観光とはみなとみらいから元町に掛けた海沿いの観光でしょう。
横浜市民の考え方だと横浜駅、みなとみらいのある横浜市西区から山下公園、元町がある横浜市中区の観光スポットを横浜観光としてイメージされているということになります。
自分の慣れ親しんだ場所はみなさんにとっても同様だと思いますが、散歩で訪れるたびに住んでいて良かったなと思えるのが横浜です。
その横浜を少しでもお得に観光で巡ってもらえたら嬉しいです。
横浜観光の神セブン
みなとみらいから元町の海沿いの観光スポットはたくさんあります。
この記事では、ふだん散歩している経験を踏まえ、横浜観光する上でどうしても訪れてほしい代表的な観光スポットを「横浜観光 神セブン」と勝手に称して紹介していきます。
- みなとみらい地区
- 赤レンガパーク
- 日本大通り
- 大さん橋
- 山下公園
- 中華街
- 元町商店街
「横浜観光 神セブン」の観光に関する「景観」「食事」「買物(ショッピング)」の3つの側面を、これまた私なりに勝手に特徴を分類してみました。
たとえば横浜スタジアム近くの「③日本大通り」は銀杏並木が美しく広々とした横浜情緒が溢れる景観で、食事に関してもおすすめしたいお店が通り沿いにあります。
この「横浜観光 神セブン」は多くの人に賛同していただける一方で、「なぜあの観光スポットが入っていないんだ」と首を傾げる人もいるでしょう。
それくらいみなとみらいから元町という限られたエリアにはたくさんの観光スポットがあります。
エリア内の交通手段
みなとみらいから元町の海沿いエリアの横浜観光の主な移動手段としては鉄道とバスです。
鉄道網を骨格とするならば、「横浜観光 神セブン」で紹介した観光スポットを横浜市営バスが毛細血管のように網羅しています。
MM(みなとみらい)線
「横浜観光 神セブン」の観光スポットがMM(みなとみらい)線を軸に点在していることがおわかり頂けるでしょう。
横浜駅からの鉄道としてはJR線、横浜市営地下鉄線の桜木町駅、関内駅がありますが、赤レンガパーク、大さん橋、山下公園の海沿いの観光スポットには遠くなってしまいます。
なおMM線は2004年に開業した他のJR線、市営地下鉄線に比べて比較的新しい路線です。
横浜市営バス
観光スポットの目の前に到着したいなら市バスを利用すると良いです。
市バスには通常、一般市民の足として利用される路線(バス一般)と観光客の足として利用される路線(バス観光)があります。
観光客向けの路線(バス観光)は下記の4路線があります。
4つの観光客向けの路線(バス観光)
- あかいくつ:毎日運行
- ぶらり三渓園BUS:土休日運行
- ぶらり赤レンガBUS:土休日運行
- ぶらり野毛山動物園BUS:毎日運行
観光客向けの路線は土休日のみの運行であるなど観光客の利用状況等に応じて変更があるため利用前には注意が必要です。
その他の移動手段
この記事では、横浜観光の移動手段として鉄道とバスを紹介していますが、他にもシーバスと呼ばれる船やベイバイクと呼ばれる電動アシスト付きのレンタル自転車など他の移動手段と組み合わせることで観光の幅も広がります。
横浜観光エリア内一日券の比較
- ◎:対象路線の全ての駅で乗り降り自由
- ◯:限定された区間のみで乗り降り自由
- ☓:対象外
- バス一般:一般市民の足として利用されるバス路線
- バス観光:観光客の足として利用されるバス路線
横浜観光に利用できる一日券は数多くありますが、いったいどれを選ぶのが良いのでしょう。
この記事では横浜観光エリア内の横浜駅で購入することができる乗り放題となる一日券を比較しています。
MM(みなとみらい)線一日乗車券
この「MM(みなとみらい)線一日乗車券」はMM線の全ての駅で乗り降り自由ですが、他の路線は対象外です。
冒頭で初級者向けとしているのは、一日券としては値段が安いことと、鉄道利用ということです。
土地勘のない土地での観光では私はバスよりも鉄道の方が便利に感じます。
バスは渋滞などもあり時刻表通りに運行されないこともあり、そもそも停留所がどこにあるかわからない(自信が持てない)ことが多いからです。
既にご紹介した通り、JR線や市営地下鉄線など他の鉄道路線もありますが、みなとみらいから元町エリアの観光に関してはMM線が便利です。
なおMM線は全て地下を走るため車窓を楽しむということは期待できません。
「MM線一日乗車券」の購入場所などの詳細についてはリンクをご参照下さい。
みなとぶらりチケット
この「みなとぶらりチケット」は観光系の市バスは全て利用でき、地下鉄と市バスの横浜観光エリア内の区間に限り利用できます。
冒頭では中級者向けとしましたが、理由はMM(みなとみらい)線が使えないため、観光スポットへのアクセスは主に市バス利用となるでしょう。
上述した通り、バスの利用は鉄道の利用に比べて土地勘のない不慣れな地では難しいものです。
ただ逆にバスの利用に慣れると観光スポットの眼の前まで連れて行ってくれるので利便性は優れています。
「みなとぶらりチケット」の購入場所などの詳細についてはリンクをご参照下さい。
MM線も!市バスも!なら京急「横浜1DAYきっぷ」
ご紹介してきた通り、みなとみらいから元町エリアの横浜観光の場合、鍵となるのは「MM(みなとみらい)線」と「市バス」の2つです。
唯一、この2つが含まれているのが京急線の「横浜1DAYきっぷ」です。
価格は「MM(みなとみらい)線一日乗車券」や「みなとぶらりチケット」よりも高くなりますが、この程度の差額であれば気にならないという人は、この「横浜1DAYきっぷ」を利用されるのが安心でしょう。
この「横浜1DAYきっぷ」はエリア以外の利用客向けの「連絡きっぷ」という位置づけの観光きっぷです。
こうした「連絡きっぷ」はエリア内である横浜駅では購入できませんが、この「横浜1DAYきっぷ」は横浜駅(京急線)で購入が可能であることも嬉しいポイントです。
「横浜1DAYきっぷ」は京急線の横浜駅から上大岡駅区間の乗り放題も加わるため観光の幅がさらに広がります。
「横浜1DAYきっぷ」の購入場所などの詳細についてはリンクをご参照下さい。
まとめ
今回、ご紹介した横浜観光で利用できる一日券は横浜駅を含むみなとみらいから元町エリア内で購入できる一日券をまとめました。
訪れたい観光スポットをリストアップして、利用できる移動手段に合わせて乗り放題の一日券をうまく活用することにより「お得に観光できた!」というのも旅の良い思い出のひとつになるのではないでしょうか。
勝手に選んだ「横浜観光 神セブン」の他にも是非、訪れてもらいたい観光スポットはまだまだたくさんあります。
身近なデキごとモノごとをテーマにしている、この「途次大志の備忘録」でもご紹介していければと思っています。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。これからも良質な情報をお届けできるよう精進いたします。今後とも「途次大志の備忘録」をお引き立ての程、よろしくお願い致します。 途次大志