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若い頃からの友人関係を継続するのって難しいよね


みかんみかん

子なし夫婦だからこその役割があると思えると楽しめるかも

このブログ記事にたどり着いて頂きありがとうございます。

「途次大志の備忘録」の執筆者の途次大志(toji-taishi)です。

誰しもまだ見ぬ将来、とくに老後は不安なものです。
子どもの養育費や学費の出費がないことで子なし夫婦は経済的には余裕があるかもしれませんが、豊かな老後生活はお金だけで解決しそうにも思いません。
友人というのも非常に大切な存在ですし、ましてや若い頃から親交を深めた友人であれば、なおさら心強い存在となるでしょう。

友人関係を維持する子なし夫婦だからこその役割
  • 友人の子どもたちが学校を卒業するまで
  • キャンプファイヤーの火を絶やさない
  • SNSのグループに積極的に発信する
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寂しい子なし夫婦の老後に心強い存在は友人

仕事関係など自分自身が社会人となってから築き上げた友人も大切ですが、大学の頃やさらに幼少の頃の自分を知ってくれている友人はとても貴重な存在です。年に数回はゆっくり語り合ったり、旅行に出掛けたりしたいものです。ただ友人に子どもができると、とたんに難しくなります。子なし夫婦の私たちは「子育てで忙しいのだろう」と自分たちは経験のないことを想像しながら過ごす日々が続きます。子なし夫婦歴20年以上の私たちもそんな日を長く過ごしてきました。

データで見る老後の親しい友人の有無

KNF45親しい友人の有無

60歳以上の高齢者を対象に行われた内閣府の「高齢者の生活と意識に関する国際比較調査(第9回)」によると、男性高齢者の4割、女性高齢者の2割は「親しい友人がいない」と感じているようです。

逆に同性や異性に関わらず「親しい友人がいる」と感じている男性高齢者は5割、女性高齢者は6割を超えています。

高齢者において男性に比べ女性の方が友人関係を良好に維持しているようです。

とくに男性は老後に備えて友人関係を維持することを意識的に行う必要があるのかもしれません。

パパ友やママ友と知り合えない子なし夫婦

私たちや周りの友人の経験から仕事関係の中から知り合いではなく友人関係に発展することはあまり多くないように思います。その点、パパ友やママ友は比較的友人関係にまで発展しているように感じます。

子どもが学校や地域のスポーツクラブに参加していると、休みのたびに子どもたちのサポートや応援、さらには指導員や審判員として、パパ友やママ友と交流を深めていき、その中から友人関係に発展していくようです。

子なし夫婦には残念ながらパパ友やママ友はできません。なにせ出発点となる子どもがいないのですから。

新しく友人をつくる機会として、仕事関係も難しく、パパ友ママ友の可能性がないとなれば、町内会やマンションの理事会などに積極的に参加してくくらいしか新しい人間関係を生み出すチャンスは残されていません。ただそれも容易ではないでしょう。

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若い頃からの友人は貴重な存在

子なし夫婦にとって幼馴染や学生からの友人は貴重な存在であることが改めて理解できます。私の場合、ありがたいことに小学校と中学校の同級生や大学の9人の友人と交流が現在も続いています。

実家のある大阪に帰省した際には、小学校や中学校の同級生が集まってくれるので一緒に飲み会を行います。大学の9人の友人は「年に2度」の合言葉をもとに、可能な限り集まっています。ただし「年に2度」の合言葉通りに9人全員が集まるということは極めて難しいのが現状です。

9人全員が首都圏に住んでいないことや年齢を重ねるとともに仕事が忙しくなることもありますが、友人に子どもができると顕著に集まることが難しくなっていきました。

子どもが生まれるのはもちろん喜ばしいことですが、皮肉にも子育てが友人関係の維持を難しくさせてしまうことは多くの人にとって共通していることだと思います。

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若い頃の友人関係を維持する子なし夫婦の役割

KNF45子なし夫婦の役割
パパ友やママ友ができない子なし夫婦にとって、若い頃からの友人が貴重なことを理解していても疎遠になってしまい、老後の寂しさの原因になってしまわないように私なりに取り組んでいることがあります。友人関係がキャンプファイヤーの火だとすれば、たとえ子育てという風に吹かれて一時的に火の勢いが弱くなったとしても決して火を絶やさないという行為に似ています。

子育てが大変なのは頭では理解していても

大学の9人の友人の例で言えば、卒業してしばらくは、それこそ「年に2度」の合言葉の通りに温泉旅館への宿泊やスキーやゴルフを楽しみました。その頃の日程調整の抵抗勢力は主に仕事だけでした。

その後、友人たちが結婚してしばらくすると子どもたちが誕生し「年に2度」全員で集まるということは極めて難しく、正確には達成できたかどうか?という状態になりました。

友人に子どもが誕生しようと、自分たち子なし夫婦は以前のままで、主に仕事を調整ができればいつでも友人たちと集まることはできるだけに、なんとも残念に感じてしまいます。

子育ての経験のない子なし夫婦にとっては、友人たちの忙しさは想像でしか理解することができないために、彼らが今も友人関係を大切に感じてくれているのか?という不安も感じてしまいます。

子なし夫婦だからこその役割を果たそう

これからも友人関係が続くのかな?と不安に思ってはいましたが、友人たちと話すと、やはり子育てで自由が奪われているだけで、私と同様に若い頃からの友人関係を大切にしたいということでした。

子どもがいる夫婦に比べ時間的に自由がある私は彼らとの連絡を絶やさないようにしました。今では全員がスマホを持っているため、SNSのグループを作って互いに情報を発信しています。「年末年始の予定は?」「仕事はどう?」「子どもたちは元気?」など他愛もないことです。

今のようにSNSを利用していない頃は、切手を貼って手紙でのやり取りもありました。その後、パソコンに電子メールでのやり取りになり、その後、ようやくガラケーによるやり取りへと手段は進化していきましたが、いずれにしろ連絡を絶やさないようにしました。

彼らのも子育ての忙しい中でも私の発信に対して返信で答えてくれたので、今も友人関係が続いているのでしょう。これらの行為はまるで「キャンプファイヤーの火の番」のイメージです。キャンプファイヤーから友人が子育てで離れることが多くなっても、その間もずっと火を見守り続けているような行為です。

これができたのは実は私が子なし夫婦だからこそ可能だったのだろうと考えています。

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経験談・子育てが落ち着けば戻ってきてくれる

友人の子どもたちが小学生だった頃は、友人たちは確かにキャンプファイヤーに戻ってきてくれる機会は少なかったです。それでも友人の子どもたちが学校を卒業していくにつれて、友人たちと集まるための日程調整もやりやすくなりました。

友人の末っ子の子どもが高校を卒業した頃からはかなり友人で集まる機会が増えてきました。

若い頃からの友人関係を維持するためにキャンプファイヤーの火の番ができるのも「友人の末っ子の子どもが高校を卒業するまで」という終了期限の目安がつくとやりやすいものです。

子なし夫婦が役割として認識して実践することで、若い頃の友人関係が維持されるなら、少しは私たちに子どもがいないことに納得もいきそうです。

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まとめ

高齢者男性の4割が親しい友人をもたないという公的なデータからも、老後に友人関係を持つことの難しさを感じます。社会人になってから新しい友人関係をつくることが難しく、パパ友やママ友を期待できない子なし夫婦はなおさら難しいでしょう。

自分自身の昔を知ってくれている若い頃からの友人関係の希少性に改めて感謝の気持ちが生まれます。寂しい老後にならないように、友人関係を維持するために子なし夫婦だからこそ可能なことがあるとするならば、これからもぜひ続けていこうと思っています。

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参考文献

内閣府・高齢者の生活と意識に関する国際比較調査(第9回)

最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。これからも良質な情報をお届けできるよう精進いたします。今後とも「途次大志の備忘録」をお引き立ての程、よろしくお願い致します。 途次大志

Title toji-taishi-no-bibouroku途次大志のプロフィール紹介

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