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ぴよぴよ

大阪発着のフェリーさんふらわあで大人4人で鹿児島、宮崎、大分を旅してきたよ


みかんみかん

移動費や宿泊費がコミコミで一人当たり4万円だったし大満足の旅だったね


大阪港に停泊する「さつま」

こんな人にオススメ

  • 大阪発着の長距離フェリー旅に興味のある人
  • まだ長距離フェリー旅に出掛けたことがない人
  • 個人旅行で自由な旅をしたい人

タイトル:大阪発着フェリー旅1人4万円で高千穂観光と鹿児島から大分を巡る

このブログ記事にたどり着いて頂きありがとうございます。

「途次大志の備忘録」の執筆者でコスパが良い旅が好きな途次大志(toji-taishi)です。

フェリーの旅って具体的にどんな感じになるんだろう?

これまで個人旅行や仕事で日本全国の都道府県に足を踏み入れましたが、旅って本当に楽しいものですね。

大阪から高千穂へコスパの良い旅
  • 移動費、ホテル代、食事込み一人当たり4万円以下で実現できた!
  • フェリーさんふらわあの旅でちょっぴり贅沢気分!
  • 「大人4人」がコスパに貢献!
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大阪港発着フェリーさんふらわあ旅

大阪発着フェリー旅のルート概要図
フェリーの旅って憧れますよね、私もこれまでに他の航路も旅しましたが、あの大海原の旅情感がたまらなく大好きです。

今回は大阪発着の長距離フェリー「さんふらわあ」を利用し、延岡、高千穂、別府を観光しながら鹿児島、宮崎、大分を駆け抜ける5日間の船旅に出掛けました。

移動手段として、フェリーと鉄道だけでなく高速バス、レンタカー、タクシーを駆使することで、大人4人の移動費をお得になることを実感しました。

クルーズ人気

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国土交通省「我が国のクルーズ等の動向について(2017)」

国土交通省のデータによると、国内クルーズの利用者は年間10万人を超えています。

今回利用した大阪・志布志航路の「さつま」のような新造船の設備は、単に新しいくてきれいだけでなく、利用者にとって使いやすく工夫されていて旅情感も相まってリピーターになりたくなるのは私だけではないのだろうなと感じます。

関西人の特権

関西発着のフェリー7航路
大阪出身者だからこそ感じますが、なんでもかんでも首都がある「東京の方が恵まれている」ように感じてしまうものです。

ただし長距離フェリーに関しては大阪を含む関西が関東や東海よりも恵まれていると言えるかもしれません。

日本長距離フェリー協会の情報によると2019年現在で日本では14航路が運行しており、その半数を占める7航路が関西の港を利用しています。

東京港を利用している航路はわずか1航路で、大洗港からの1航路を合わせても関東という視点では2航路ということになります。

大阪港を利用している航路が3航路、さらに泉大津の1航路、神戸港の3航路で関西という視点では7航路が利用でき、長距離フェリーに関しては関西の方が恵まれているように思えてなりません。

関西人としてこの利点を利用しないのはもったいない気がします。

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大人4人の旅

旅費4万円の内訳
「大人4人」で旅をすることで移動費において何かとお得に巡ることを実感しました。

レンタカーやタクシーを利用する時は4人というのはお得で便利なことはすぐに思いつくでしょう。

大人5人になるだけで、お店で食事する時のテーブルの待ち時間が長くなったりと、なにかと不便になるものです。

今回、大阪を出発し鹿児島、宮崎、大分と巡る旅行を「一人あたり4万円以下」で実現できたのも「大人4人」という旅だったことが大いに影響しています。

我々夫婦と私の両親という2ペアの大人4人だったため、ホテルもツインルームを2部屋利用する形となったこともコスパに寄与しています。

一人当たりの4万円の内訳
  • フェリー代(大阪〜志布志、別府〜大阪):14,100円
  • JR、高速バス代:5,030円
  • ホテル代(ツインルーム2泊):11,000円
  • レンタカー(ガソリン代込み):1,550円
  • その他(食事、タクシー代等):8,320円

大阪と宮崎の往復が飛行機なら6万円、新幹線なら5万円と必要と考えれば、通常、移動費だけでも4万円を軽く上回ってしまうのですから、コミコミで4万円以下というコスパの良さをつくづく実感します。

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大人1人4万円南九州5日間

大阪発着フェリー旅の旅程
旅程に示した通り、移動手段がフェリーに加え、鉄道、高速バス、レンタカー、タクシーを利用したことで移動手段ごとの異なる車窓からの景色の変化も楽しむことができました。

長距離フェリーに乗ったことがない人はもしかしたら船酔いや長時間の移動に不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。

確かに船酔いをする人にとっては心配なことでしょう。

私自身も「船酔いをまったくしない」というほど強い方ではないですが、通常の天候では乗船していることも忘れてしまうほど揺れを感じることはなく、これまで苦しい想いをしたことはありません。

旅程:大阪〜高千穂

<1日目>
大阪港 フェリー出港(船中泊)
<2日目>
志布志港>>タクシー>>志布志駅>>JR>>宮崎駅
昼食:チキン南蛮
宮崎駅>>バス>>延岡駅(ホテル泊)
<3日目>
高千穂観光(ホテル泊)
<4日目>
延岡IC>>バス>>別府駅
別府港 フェリー出港(船中泊)
<5日目>
大阪港 フェリー到着

新造船さんふらわあ(1日目)

さつまプライベートベッド相部屋
2018年に就航した新造船さんふらわあ「さつま」で17時55分に大阪港を出港しました。

新造船というだけあって船内は単に新しいだけではなく利用しやすいように工夫されている点に驚きました。

今回利用したのは「プライベートベッド(相部屋)」というクラスで、4人のベッドを一区画として、一つの部屋に4区画(計16ベッド/部屋)が配置されています。

大人4人で一区画が利用できれば、相部屋ながらプライベート感も感じられる便利な設計になっています。

チキン南蛮(2日目)

おぐらのチキン南蛮
さんふらわあ「さつま」で迎えた2日目の朝に志布志港に到着し、タクシーでJR志布志駅へ向かいました。

今回の旅程では志布志港到着と志布志駅発のJRの時間に余裕を取れなかったため、船内のフロントで志布志港のタクシー会社の連絡先を聞き、フェリーが志布志港に近づいた頃に船内から電話で予約を入れておきました。

志布志駅から油津駅でJRの普通電車を乗り継ぎ宮崎駅へ。

ときおり海沿いを走る鉄道からの車窓を楽しみ、宮崎駅に到着したのは昼頃。

お目当ての一つだった「おぐら」のチキン南蛮を頂きました。

人気店のお昼時とあって行列ができていましたが、待ち時間5分ほどで4人掛けのテーブルに通されました。

もし大人5人旅だったら、もう少し待つことになったかもしれません。

やっぱり本場のチキン南蛮は美味かったです!

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高速バスひむか号(2日目)

高速バスひむか号の4枚回数券
宮崎から延岡まではJRの特急で移動することもできますが、大人4人というメリットを活かして高速バス「ひむか号」の4枚回数券を利用しました。

JRの特急を利用すると一人当たり3,100円のところ、4,000円の4枚回数券を大人4人で分け合えば一人当たり2,100円もお得になり1,000円で移動できました。

高速バス「ひむか号」にはトイレも付いているので急な体調変化にも安心で、鉄道とは異なる高速道路からの山沿いの車窓を楽しめました。

延岡観光(2日目)

延岡駅外観
延岡駅は建て替えられたばかりということで驚くほど近代的な駅舎でした。

志布志駅からのJRとバスを乗り継いだ本日の移動も終わりなので、魅力的な駅舎の延岡駅でコーヒータイムを楽しみました。

ホテルに荷物を置いた後にタクシーで城山公園まで行き、延岡の街散策へ。

延岡は川も空も道も広々としていて歩いているだけで気持ちの良い街です。

エンシティホテル延岡

エンシティホテル延岡ツインルーム
2日目の夜、3日目の夜の宿泊は延岡駅から歩ける距離にある「エンシティホテル延岡」のツインルームを予約していました。

部屋には洗濯用洗剤が用意されており、バスルームには物干し用ケーブル(ロープ)が設置されていたため下着類の洗濯も部屋で済ませることができました。

ホテル自体がゆったりとしていて、フロントやレストランのスタッフも親切に対応して頂き、大満足の宿泊となりました。

延岡に宿泊の際はまたぜひ利用させていただきたいと思っています。

高千穂観光(3日目)

高千穂峡観光
3日目は朝からホテル近くでレンタカーを借りて高千穂観光に出掛けました。

大人4人はレンタカーを借りるときにコスト面でも助かります。

延岡から高千穂まで高速道路並に整備された無料の道路を利用し、1時間程度のドライブでした。

平日ということもあり、高千穂峡のボートも並ばずに楽しむことができました。

高千穂神社、天岩戸神社、国見ケ丘をレンタカーなので自分たちのペースで自由に巡ることができます。

いずれの観光施設も入場料的な「料金が一切必要がない」ことも旅行者にとっては大変ありがたく「また来よう!」という気分にさせてくれます。

パシフィックライナー(4日目)

高速バスパシフィックライナーWeb割引利用
旅の終盤の4日目の朝、ホテルからタクシーで延岡インターチェンジに向かい、別府行きの高速バス「パシフィックライナー」に乗車しました。

延岡から別府まではJRの特急を利用すると一人あたり4,230円ですが、高速バスのWeb割引を利用することにより1,900円になり、JR特急利用と比べると一人当たり2,330円もお得に移動できました。

この「パシフィックライナー」にも車内トイレは付いています。

バスにはトイレが付いていないとどうも不安でリラックスして乗車できません。

別府までの道中に「道の駅 北川はゆま」で20分の休憩があり、地元の野菜などを眺めながら観光気分を味わえました。

鉄道と高速バス、それぞれの特長を楽しめるのが、この旅程のポイントです。

別府観光(4日目)

竹瓦温泉外観
昼頃に別府駅に到着し、別府地獄めぐりのある鉄輪(かんなわ)周辺を散策しました。

湯けむりがもうもうと立ち込め、足湯なども無料で利用できます。

別府駅に戻り、明治12年(1879年)に創設された竹瓦温泉でひとっ風呂。

浴場には銭湯のようにシャワーやシャンプー、石鹸類は用意されていないものの、歴史のある建屋で別府の温泉の湯を気軽に楽しめる嬉しい観光スポットです。

さんふらわあ舟遊プラン(5日目)

ふぇりーさんふらわあ舟遊プラン

別府港を19時35分に出港するフェリーさんふらわあ「あいぼり」に乗り込み、いよいよこの旅も終わりに近づいていきます。

5日目の朝、明石海峡をくぐり六甲山を眺めながら無事に大阪港に到着しました。

今回、フェリーさんふらわあが提供している「舟遊プラン」という割引を利用しました。

大阪からの往路は志布志港へ、大阪への帰路は別府港を利用する航路にすることで、私たちが利用したクラスでは通常では一人当たり往復22,900円が14,100円となり8,800円もお得にフェリー旅を満喫することができました。

別府と大阪を結ぶ航路では、志布志航路のような新造船ではないためフェリー自体は「昭和感が満載」です。

ただこの別府航路のフェリーを利用したことで「新造船の単に新しいだけではない素晴らしさ」に気づくことができました。

フェリーの客船自体もしっかりと着実に進歩しているということですね。

やがて別府航路にも新造船がいつの日か採用されることを考えると、昭和感を楽しめるうちに味わえたことも良い記念になりました。

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まとめ

さつまから六甲山を望む
今回、延岡観光、高千穂観光、別府観光を盛り込み、鹿児島から大分までを鉄道と高速バスからの車窓を眺め、ゆったりとしたホテルに2泊し、地元の料理と温泉を満喫する大阪発着の5日間のフェリー旅を一人当たり4万円で実現できました。

コスパの良い旅になったポイント
  • 大人4人の旅
  • 高速バスの利用
  • 長距離フェリーの利用

船酔いがどうしても心配な人には難しいでしょうが、そうでないならフェリーの旅は鉄道や高速バスとは違う旅情感を味わえます。

大海原を眺めていると移動自体が観光でありリフレッシュの時間となります。

5日間の連続した休日が取りにくい人には船中2泊(現地0泊)の「弾丸フェリー」「弾丸クルーズ」というフェリーさんふらわあが提供するプランを利用すると、お得に船旅が楽しめそうです。


最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。これからも良質な情報をお届けできるよう精進いたします。今後とも「途次大志の備忘録」をお引き立ての程、よろしくお願い致します。 途次大志

Title toji-taishi-no-bibouroku途次大志のプロフィール紹介

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