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空想たび
この記事は、テニスの大阪なおみ選手の出身地を巡る「空想たび」をまとめています。

こんな人にオススメ

  • 大坂なおみ選手が大好きな人
  • 大阪市中央区に思い入れのある人
  • 忙しくて週末旅行に出掛けられない人

あれほど暑かった夏が終わって、大雨やゲリラ豪雨や台風に翻弄されている間に、すっかり肌寒い季節となりました。涼しくなった今日このごろ、さてこの週末はどこへ「空想たび」に出掛けましょうか。

少し前からずいぶん話題になっているテニスの大坂なおみ選手。全米オープン2018で見事に優勝、凱旋となったパンパシフィックオープン2018でも準優勝と素晴らしいの一言です。そこで、今回は大坂なおみ選手の出身地、大阪市中央区へと「空想たび」に出掛けることにします。

なお、これは『空想たび』であり、登場人物、天候、混雑状況など、すべてボクの中の空想です。
大阪市中央区
今回の『空想たび』は【大阪市中央区】

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大坂なおみ選手のこれからの大活躍も間違いないと思えるパワーと知的さを感じる旅

【空想 9月29日土曜日】

8:47 AM 東京駅

東海道新幹線の東京駅19番線へのエスカレーターを上がると、すでに入線を済ませたのぞみ309号のN700系の芸術的な車両がボクたちを迎えてくれる。

座席はもちろん二人掛けの通路側のD席と窓側のE席を確保する。
初秋の青空のもと、東京の街をゆっくりと走り、品川、新横浜を過ぎてしばらくすると初冠雪を記録した富士山がきれいに見える。もちろん、窓側のE席には妻を座らせる。

「ほんと今日はキレイに富士山が見えるね」
妻も喜んでいる。もっとも「空想たび」では天気はいかようにもできる。

54年前の1964 年10月1日、日本で初めての東京オリンピックの直前、東海道新幹線は開通した。2年後に2回目の東京オリンピックを控えた今だからこそ、開通までのストーリーを描いた本「新幹線をつくった男」を車内で読みたくなるだろう。

島秀雄と十河信二の奮闘がなければ、きれいな富士山を眺めながらの高速列車の旅もなかったかもしれないと思うと、座席や車内のひとつひとつに親しみがさらに湧いてくる。

11:20 AM 新大阪駅

「新幹線をつくった男」を読み終え、車窓を眺めていると、あっという間に新大阪駅へ到着する。

「大阪に来た!」と叫びたくなる。
確かに大阪には到着したことは間違いないが、今回の目的地ではない。
なぜなら新大阪駅は同じ大阪市でも淀川区なので、目的地まであと少しあるのだ。

在来線である京都線ホームのある8番ホームへと向かい、新快速11:46AM発に乗り込む。

11:50 AM 大阪駅

新大阪駅から数分、新快速に乗って淀川を越え、大阪駅に到着する。

再び「大阪に来た!」と叫びたくなる。
しかしながら確かに大阪には到着したことは間違いないが、またしても今回の目的地ではない。なぜなら大阪駅は同じ大阪市でも北区なので、目的地まではやはりあと少しあるのだ。

新快速が到着した5番線から2番線の環状線外回りへ乗り換える。

12:56  大阪城公園駅

「大阪に来た!目的地に到着!」

三度目の正直で、やっと今回の目的地、大阪市中央区に到着した。

この地の空気を幼い大坂なおみ選手は吸っていたかと思うと、どんな幼少期だったろうと想いを馳せてしまう。まだ幼い女の子が全米のテニス大会で優勝してしまうと誰が予想しただろう。本当に素晴らしいことをやってのけたものだ。

13:30  大阪城

大坂なおみ選手の出身地、大阪市中央区にあの大阪城がそびえている。

先日の地震に続き、台風の被害を受けた大阪のことを心配していたが、きっと大坂なおみ選手を生み出してしまうほどのパワー溢れる大阪の人たちだから陽気な姿を見せてくれるだろう。

JR大阪城公園駅から大阪城の天守閣までは、堀をめぐりながら少しずつ近づいていく。改めて大きなお城であることを実感する。少し前の季節なら、暑さで大変だったろうと思うと、実に今は涼しくなったものだ。

15:56  なんば駅

大阪城の天守閣から大阪の街を眺め、地下鉄森ノ宮駅へ。
森ノ宮駅15:44発の地下鉄中央線で15:49に本町駅に到着し、同じ地下鉄の御堂筋線でなんば駅へ向かう。森ノ宮駅を出てわずか12分でなんば駅に15:56に到着できる。大阪の街の中の移動はどうやら地下鉄の方が便利なようだ。

一旦、荷物を本日の宿泊先のスイスホテル南海大阪 に置いて、少し休憩してから夕食がてら大阪の街へ繰り出す。

なんば駅も、あの有名な道頓堀も、そして知る人ぞ知る法善寺横丁の水掛不動尊で知られる法善寺があるのも、大坂なおみ選手の出身地である大阪市中央区である。

賑わいの街、大阪を妻と二人でそぞろ歩くのも今回の「空想たび」の醍醐味だろう。途中、たこ焼きを頬張りながら、活気のある大阪の街を楽しもう。

【空想 9月30日日曜日】

11:30 船場(せんば)

昨晩、訪れた小説「夫婦善哉」に登場するぜんざいを妻と食べることができた。これも念願のひとつだったからボク的には嬉しい。

チェックアウトまでたっぷり宿泊先で過ごすのが、ボクらの慣例で、今日もゆっくりと大阪市中央区の街へ繰り出す。

地下鉄なんば駅を11:18に出発する御堂筋線に乗り、わずか6分で淀屋橋駅に到着する。大阪の街の移動はJRよりも、つくづく地下鉄が便利である。

淀屋橋駅や近くの本町駅、肥後橋駅、阿波座駅周辺は、その昔、船場(せんば)と呼ばれていたらしく、商いの街、大阪を代表する地域のようだ。なんともゆったりとした街並みで、大阪の人に言わせると、大阪駅やなんば駅周辺よりも、ある意味、昔ながらの大阪を感じることができる街らしい。

11:45 適塾

ボク的に是非とも、訪れたかった場所である。

緒方洪庵(おがたこうあん)をご存知だろうか?
江戸時代、彼の蘭学塾から後の明治の世で活躍する人材を多数輩出した。
福沢諭吉、大村益次郎、橋本左内、佐野常民など枚挙にいとまがない。

近代的なオフィスが立ち並ぶ中に、適塾が往時の姿のままで大切に保管されている。

このままの風情だったであろう適塾で、偉人たちが必死に学問に励んでいた様子を思い浮かべながら見学するのは、なんと清々しい気持ちになることだろう。

16:45 御霊神社

適塾に展示されていた資料をゆっくりと堪能したボクらは、銀杏の木が並ぶ御堂筋を歩く。

途中に見つけた地元の神社、御霊神社でお参りをする。

「きっとこの辺りに住む人たちで祭りの日には賑わうのだろうね」

妻とそう話しながら、大阪の街がもつパワーと御霊神社のもつ厳かな感じのギャップを楽しむに違いない。

御堂筋を通り、地下鉄の本町駅から新大阪駅へと向かうことにしよう。

18:23 新大阪駅

道頓堀で感じた大阪の人たちのパワーや適塾で感じた知的さ混在していたのが、大阪市中央区という街だった。

きっと、この土地で過ごした大坂なおみ選手にも少なからず影響を及ぼしているかと想像すると、彼女のこれからのますますの活躍が期待できるというものだ。

新大阪駅始発ののぞみ402号は27番線のホームで入線している。
大阪のお土産をたっぷり買い込んだボクたちは、今回は奮発してグリーン車にしてみよう。「空想たび」だからこその贅沢だ。

座席の棚の上には、家に帰ってからゆっくり味わうことにした「蓬莱の豚まん」がしっかりとある。20:56東京駅到着に向けて、18:23に新幹線はゆっくりと新大阪駅を後にする。



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空想の旅程

空想の旅程
土曜日 東京駅08:47>>のぞみ309>>11:20新大阪駅
新大阪駅11:46>>JR新快速>>11:50大阪駅11:56>>JR環状線>>12:06大阪城公園駅
大阪城公園駅12:06>>徒歩>>13:30大阪城
大阪城付近を散策
森ノ宮15:44>>地下鉄中央線>>15:49本町駅>>15:53地下鉄御堂筋線>>15:56なんば駅
スイスホテル南海大阪
道頓堀、法善寺を散策
日曜日 なんば駅11:18>>地下鉄御堂筋線>>11:24淀屋橋駅
適塾、御堂筋、御霊神社を散策
本町駅17:27>>地下鉄御堂筋線>>17:38新大阪駅
新大阪駅でお土産をたっぷり買う
新大阪駅18:23>>のぞみ402>>20:56東京駅





『空想たび』の説明

記事番号:大坂なおみx出身地/S-M/L

最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。これからも良質な情報をお届けできるよう精進いたします。今後とも「途次大志の備忘録」をお引き立ての程、よろしくお願い致します。 途次大志

Title toji-taishi-no-bibouroku途次大志のプロフィール紹介

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