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空想たび
この記事は、安室奈美恵さんが引退のコンサートが行われた沖縄県・宜野湾市を巡る「空想たび」をまとめています。

こんな人にオススメ

  • 安室奈美恵さんが大好きな人
  • 沖縄県宜野湾市に思い入れのある人
  • 忙しくて週末旅行に出掛けられない人

さて、今週末はどこに旅に出掛けようかと考えていると、惜しまれながら引退された安室奈美恵さんが話題となっています。そこで、安室奈美恵さんのラストパフォーマンスが行われた沖縄コンベンションセンターのある、沖縄県宜野湾市へ『空想たび』に出掛けることに。

なお、これは『空想たび』であり、登場人物、天候、混雑状況など、すべてボクの中の空想です。

沖縄県宜野湾市
今回の『空想たび』テーマ【沖縄県宜野湾市】

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安室奈美恵さんの引退は寂しいけれど新しい旅のはじまりだと信じたいと願う旅

【空想 9月22日土曜日】

7:35 AM 羽田空港

9月の2回目の三連休、国内線の羽田空港第二ターミナルは、全国へ旅する人たちでいっぱいだろう。そんな中、既に満席となっていた沖縄行きの飛行機があっさりと手配できてしまうのが、この「空想たび」の良いところ。

那覇空港行きの7:35発の全日空463便に乗り込む妻とボク。

飛行機の座席は普段は通路側が希望だけど、沖縄に行くならオーシャンビューを楽しみたいので窓側かな。妻に窓側をゆずり、いざ離陸。

水平飛行に入り、シートベルトのサインも消える。機内には家族連れも多く搭乗しているが、大きな声で泣き出す子もいない。最近の子どもたちはなんと優秀なんだろうと妻と話す。

機内誌の最後の方に掲載された日本地図を眺めるのも楽しい。ショッピング冊子のANA限定の商品を妻に勧めたりするかも。

そんなこんなしている間にボクたちを乗せた飛行機は、那覇空港へと着陸態勢に入る。

10:10 AM 那覇空港

定刻通り、全日空463便那覇空港に着陸。

楽しかったフライトなのに、到着すると早く機内から出たくなるのはなぜだろう。はやる気持ちを落ち着かせ、列の流れに合わせてボクらも飛行機から降りる。前の方でよちよち歩きの子どもも一生懸命、シートに手を掛けながら進んでいく。なんとも可愛らしい光景だろう。

週末の一泊二日の旅で、スーツケースもなく、それぞれトートバッグひとつの身軽なボクたちは、ターンテーブルで荷物の引き取りを待つ乗客たちを尻目に出口へと向かう。沖縄に一泊二泊という短い旅はもったいない気はするけれど、これもまた「空想たび」の醍醐味だろう。

10:35 AM 路線バス乗り場③

那覇空港の建物を出てすぐに路線バス乗り場を発見。
飛行機も定刻どおりに到着し、スーツケースの引き取りの必要もなくスムーズに到着ゲートを通過できたので、予定より一本早い路線バスに乗れる。

③番のバス乗り場から10:35発の99系統の路線バスに乗り込む。もともと予定していたのは11:05発なので、30分は有効活用できる。

けっこう頻繁に路線バスが走っているんだねと妻も驚くだろう。いつもはレンタカーを借りるが、今回は沖縄の地元感を味わうためにあえて路線バスを利用しよう。

ボクたちを乗せた99系統の路線バスは、県庁や那覇国際高校など那覇市の中心部をめぐり、主に国道58号線を北東に進む。途中の停留所で乗ってきたおばあさん(沖縄ではおばあと呼ぶのかな?)に「東京から来たのかい?」と沖縄弁で聞かれて、答えたりするかもしれない。その地に住んでいる人たちとの交流の印象がこの地を好きになるかどうかの分かれ目になる。

おばあさん(おばあ?)はボクたちより後から乗ってきて、先に降りていく。降りていく時に「楽しみなさいよ」という意味のことをとびきりの笑顔と沖縄弁で伝えてくれ、ボクたち二人は沖縄という地がさらに好きになる。

11:37 AM コンベンションセンター前

那覇空港から99系統の路線バスで約1時間、コンベンションセンター前という停留所でボクたちは下車。

少し歩くと、エメラルド色の特徴ある屋根の建物が見えてくる。

安室奈美恵さんがラストステージを行った沖縄コンベンションセンター
ファンにとっては、この地は聖地のひとつになるに違いない。

ここに集まったファンの多くが、ラジオNHK第一で放送されたスペシャル番組を聞き、DVDアルバムやグッズを集め、アイシャドーで着飾った女性もいただろう。渋谷のヒカリエで開催されたアトラクション型展示に駆けつけた人もいたかもしれない。

 この宜野湾の空気を、安室奈美恵さんとファンは共有したのだろう。きっと寂しいような、ファンとして認めてあげたいような複雑な想いだったんだろう。そんなことをしみじみと妻と海風に吹かれながら話す。

13:30 ラグナガーデンホテル

沖縄コンベンションセンターで想いを馳せたボクたちは、その後、隣接するぎのわんトロピカルビーチの白い砂浜で沖縄の海を感じる。

ぎのわん海浜公園を通り抜け、本日の宿、ラグナガーデンホテルに辿り着いた。

ビーチで見た白い砂をイメージさせる白い建物が美しい。
きっと、ボクたちはお腹がペコペコになっているだろう。

チェックインの前に、ホテルのレストランでランチに向かう。ランチの最終オーダーが14:30でなんとか間に合う。

ランチを楽しんだ後に、14:00から可能なチェックインを済ませ、予約しておいたツインデラックスの部屋へ。見事なオーシャンビュー。なんと贅沢な気分なんだろう。

その日はボクたちは、スマホの中の安室奈美恵さんの曲をBluetoothスピーカーにつなげてホテルの部屋で聞きながら暮れてゆく海を眺めて夢心地で過ごすだろう。


【空想 9月23日日曜日】

11:00 AM チェックアウト

チェックアウトまでゆっくりとホテルで過ごすだろう。なにせオシャレなプールもあり、敷地内を散策するだけでも楽しめる。

今日の天気も、昨日と引き続き快晴。
部屋からのオーシャンビューも名残惜しいが、旅のテーマである宜野湾市の散策へ出掛けるボクたち。

その街で暮らす人を感じるなら、図書館や公民会館などの公共施設を訪れると良いと誰かが言ったとか、言わなかったとか。

海沿いのラグナガーデンホテルから「宜野湾市民図書館」へ行ってみよう。
もちろん、街を感じるために約1時間の南西へ向かう道を歩いて向かう。

途中、国道58号線を横切り、宜野湾市立博物館の近くを通り、さらに南西へ。
まだまだ沖縄の日差しは強いだろうから、しっかりと帽子をかぶらないと。

12:30  宜野湾市民図書館

「沖縄の建物の雰囲気は本州とは違うね」
「我如古という交差点はなんて読むんだろう?」
「もうすぐ宜野湾市の市長選があるみたいだね」

などと妻と話しながら、約1時間のホテルから図書館までを散歩する。

な、な、なのに、肝心の図書館が。
図書館が休館日。
ガーン!

下調べが不十分だったボクのせいなのだ。
ま、このアクシデントも含めて『空想たび』なのだが。

仕方がないので、『宜野湾市民図書館』と書かれた石の案内の前で図書館をバックに記念撮影をすることにしよう。二人の記憶の中だけだと心もとないので、せめて写真としても残しておきたい。ホテルから約1時間の道のりを歩いてきた証として。

そして、もしかしたら沖縄コンベンションセンターで行われたラストライブの安室奈美恵さんの歌声が、この宜野湾市の空気の中にも残っているかもしれない。ファンの歓声と生の歌声を、この写真の中にずっと封じ込めておきたいという願いも込めて写真をパチリ。

19:15 那覇空港

図書館は残念ながら、休館日だったけれど、宜野湾市の街をぶらぶらするだろう。

地元の小さな女の子を見かけると、この子たちが未来の歌姫になるかもしれないねと妻と話していると、ボクたちは自然に笑顔になっているだろう。

なんて読むんだろうと妻と言っていた我如古が「がねこ」と読むことを知り、その停留所から那覇空港に向かう16:04分発の路線バスに乗る。途中、那覇バスセンターで路線バスを乗り継いで、那覇空港に16:52に戻ってくる。

安室奈美恵さんのラストステージの会場となった沖縄コンベンションセンターがある沖縄県宜野湾市の旅もそろそろエンディングへと向かう。

安室奈美恵さんの引退と同じように、旅が終わってしまうというのは寂しいけれど、それはまた新しい旅のはじまりだと信じたい。そんなことを考えながら、頭の中で彼女のメロディーが流れたまま、19:15発のANA476便に乗り込むとしよう。

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空想の旅程

空想の旅程
土曜日 羽田空港07:35>>ANA463>>10:10那覇空港
那覇空港10:35>>路線バス99系統>>11:37コンベンションセンター前
日曜日 ホテル11:00>>徒歩>>12:30宜野湾市民図書館
宜野湾市民図書館付近を散策
我如古16:04>>路線バス21/117系統>>17:01那覇空港
那覇空港19:14>>ANA476>>21:40羽田空港





『空想たび』の説明

最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。これからも良質な情報をお届けできるよう精進いたします。今後とも「途次大志の備忘録」をお引き立ての程、よろしくお願い致します。 途次大志

Title toji-taishi-no-bibouroku途次大志のプロフィール紹介

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