海外旅行に行くと日本のことを知っているつもりで「知らない自分」に気付かされちゃうよね
年齢限定のフルムーンパスなら全国へグリーン車で旅行ができるよ
こんな人にオススメ
- 50代の子どものいない夫婦の人
- 夫婦の合計年齢が88歳以上の人
- 海外旅行を満喫している人
このブログ記事にたどり着いて頂きありがとうございます。
「途次大志の備忘録」の執筆者で鉄道旅好きの途次大志(toji-taishi)です。
海外旅行は夫婦の絆を高めてくれるものですよね。
自分たちで飛行機からホテルまで手配する旅行の場合は、パックやツアーと違って添乗員さんもいないので海外の空港を降りた瞬間から夫婦二人で力を合わせる場面がたびたび訪れます。
子なし夫婦の私たちも私の仕事の関係もありアメリカ、ヨーロッパなど各国を旅行しましたが、現地で起こるドキドキした体験は今も夫婦の宝物です。
- フルムーンパスで贅沢な鉄道旅
- 実際に子なし夫婦で体験
- 子なし夫婦だからこその旅
JRフルムーン夫婦グリーンパス
50代の方なら今ほど海外旅行が日常的ではなかった頃の記憶があるせいか、できることなら旅行は国内よりも海外を優先させてしまう人も多いのではないでしょうか。
一方で、海外旅行を経験されている方なら、日本のことを深く理解していない自分に気付かされる経験をお持ちではないでしょうか。
どんな切符?
50代の方ならだいぶ昔に俳優の上原謙さんと女優の高峰三枝子さんがテレビCMをされていた「フルムーン夫婦グリーンパス」をご記憶されている方も多いと思います。
当時はJR発足前でまだ国鉄だった頃ですね。
JRとなった今も「フルムーン夫婦グリーンパス」のサービスは継続されています。
この記事では「フルムーン夫婦グリーンパス」は長い名称なので単に「フルムーンパス」として続けますね。
- 夫婦の合計年齢が88歳以上限定
- JR線のグリーン車が乗り放題
- 5日間用の夫婦二人の金額が82,800円(2018年実績)
5日用のフルムーンパスの場合、連続した5日の間は全国のJRのグリーン車が乗り放題となります。
フルムーンパスの金額には夫婦二人分の乗車券や特急券、もちろんグリーン席券が含まれているので期間内に何度グリーン車に乗車してもJR代に関してはこれ以上必要ありません。
ただし新幹線の場合は「のぞみ」「みずほ」など一部の列車は除外されていますので、詳細はJRの公式サイトを別途ご参照ください。
グリーン車の旅
鉄道の長旅を経験されたことがない人でもすべてグリーン車を利用できるので快適そのものです。
少なくともヨーロッパなど10時間を超えるフライトをなんども経験されている方にとっては飛行機のエコノミークラスよりも快適さは桁違いですよ。
私たちも温泉マニアの友人から紹介してもらった北海道と東北の至極の温泉をこのフルムーンパスを利用して一気に巡ってきました。
北海道と東北の温泉を一気に巡ることで各地の特長を理解しやすいのと何よりいろいろな表情を持つ日本の温泉の種類の豊富さに驚かされます。
グリーン車を利用しているせいか移動中の疲れもまったく感じませんし、できればもっと長くグリーン席で車窓を楽しんでいたいと思うほどです。
「ご縁育て」効果
子どもがいない私たち夫婦は「子育て」がない代わりに「ご縁育て(ごえんそだて)」という合言葉で夫婦でいろいろな経験をしています。
効果予想
子どもがいない夫婦の場合、子どもから得られるであろう恩恵のようなものを子ども以外から得ることができれば夫婦として良い人生を過ごせそうに思います。
- 豊かさ:生活が楽しく豊かになる
- 社会貢献:社会の役に立つ
- カスガイ:夫婦関係を安定させる
- 老後:老後の支えになる
- 承認欲求:周囲から認められる
「ご縁育て」を合言葉にしてフルムーンパスの旅をすることで、グリーン車で全国を巡るという夫婦の楽しさといろいろな意味での豊かさを感じることができるでしょう。
また飛行機のビジネスクラスに匹敵するような新幹線のグリーン席で車窓を眺ながら過ごす夫婦の大人の時間は何にも変えられない貴重な時間です。
このフルムーンパスは夫婦のうちどちらかが70歳以上であればさらに金額が安くなるので年を重ねることへの楽しみがまたひとつ増えます。
子なし夫婦でも子ども以外から豊かさを感じることを実感でき、海外旅行とは別の形で夫婦の絆を高めることができるのです。
子なし夫婦のメリット
「子育て」を終えた50代の夫婦の方もいらっしゃるでしょう。
子どもがいないことで夫婦としての多くのメリットがあるものです。
- 経済面
- 時間面
- 肉体面
- 精神面
子どもが親元を巣立っていき子なし夫婦のなられた場合も、もともと私たちのように子どもがいなかった夫婦も子なし夫婦のメリットを活かさない手はありません。
グリーン車で全国を巡るというフルムーンパスを利用した旅行ができるのも夫婦二人のゆったりとした時間があるからこそ実現できます。
経済面でも余裕があれば宿泊先の温泉旅館を少し贅沢にしてみても良いでしょう。
ファミリー向けの宿は比較的安く利用できる分、大人だけの落ち着いた雰囲気というのは難しいものです。
最近ではそうした大人向けの宿を多く紹介する「ゆめやど」のようなサービスも増えてきています。
まとめ
フルムーンパスは夫婦年齢の合計が88歳以上という限定の切符で、年齢を重ねたからこそ利用できるサービスです。
子どもがいない夫婦だからこそのメリットを活かして日本の魅力を再発見してみませんか。
より深く日本の魅力を体感した後に改めて海外旅行に出掛ければ世界各地ならではの新たな魅力を発見できるかもしれません。
いずれにしろ夫婦で過ごせる貴重な時間を大切にしたいものですね。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。これからも良質な情報をお届けできるよう精進いたします。今後とも「途次大志の備忘録」をお引き立ての程、よろしくお願い致します。 途次大志