台湾ツアーで使用される航空会社もたくさんあるね
航空会社によって機内持ち込み手荷物の規定が違うみたいだよ
こんな人にオススメ
- 台湾ツアーを検討している人
- 機内持ち込みのスーツケースを検討している人
- 台湾路線の手荷物ルールを知りたい人
このブログ記事にたどり着いて頂きありがとうございます。
「途次大志の備忘録」の執筆者の途次大志(toji-taishi)です。
台湾ツアーは海外旅行先としても人気ですね。
ツアーによってはどこの航空会社を使用するかを事前に指定されていないツアーもあり、航空会社によって機内持ち込み手荷物のサイズやルールは異なります。
貴重な休暇中の旅行でのトラブルを未然に防ぎ、心いっぱい楽しむためにも使用する航空会社の手荷物等のルールを理解しておきたいものです。
台湾路線で使用される可能性のある航空会社7社をピックアップして機内持ち込み手荷物の制限サイズやルールをまとめています。
台湾ツアーの機内持ち込みスーツケース
機内持ち込み手荷物のルールについては概ね下記の4つの項目に分けられます。
- 3辺の合計の制限
- 各辺の制限
- 重量の制限
- 個数の制限
台湾ツアーで使用される可能性のある航空会社7社です。
各航空会社によって機内持ち込み手荷物のサイズやルールが異なることがおわかりいただけるでしょう。
また航空券の料金システムやメンバーシップなどの条件により異なるため最終的には各航空会社のサイトなどでご確認されることをおすすめいたします。
台湾路線7社のまとめ
3辺 | 各辺 | 重量 | 個数 | |
ピーチ | 115cm | 50x40x25cm | 7kg | 1個 |
キャセイ | 記載なし | 56x36x23cm | 7kg | 1個 |
バニラ | 115cm | 55x40x25cm | 7kg | 1個 |
スクート | 115cm | 54x38x23cm | 10kg | 1個 |
タイガー | 記載なし | 54x38x23cm | 10kg | 1個 |
チャイナ | 記載なし | 56x36x23cm | 7kg | 1個 |
エバー | 115cm | 56x36x23cm | 7kg | 1個 |
上記の表の通り、改めて各航空会社で機内持ち込み手荷物のサイズやルールが異なることがわかります。
3辺の長さの合計については記載していないところもあり、なにより各辺の長さの制限が異なるため台湾ツアーで使用するスーツケース選びの際には記憶しておくと良さそうです。
最適サイズは?
台湾ツアーでも使用する航空会社が予め決められている場合は各航空会社のルールだけを参考にすれば良いですが、ツアーによっては航空会社が決められていない場合もあります。
またスーツケースを購入する場合、今後の台湾ツアーでも同じ航空会社を利用するとも限らないことを考えると少なくとも上記7社の台湾路線のどの航空会社でも対応できるスーツケースを選んでおく方が安心できそうです。
台湾ツアーのための万能なスーツケースのサイズ
- 各辺の長さ:50x36x23cm
各辺の長さで一番長い辺の最小の値がピーチの50cm以内で、二番目に長い辺の最小の値がキャセイなどの36cmです。
三番目に長い辺の最小の値が23cmであることから50x36x23cmというサイズのスーツケースであれば台湾ツアーで使用される可能性のある7社に対応でき機内に持ち込めます。
機内持ち込みができない場合、受託手荷物として預けることになります。
ただしLCCなどの場合、受託手荷物が有料の場合もあるのでスーツケース選びはやはり慎重に進めたほうが良さそうです。
万能なスーツケース
航空会社が予め決められていない台湾ツアーの場合の万能なスーツケースのサイズを各辺の長さが50x36x23cmということがわかりました。
が、しかし、です。
このような万能なサイズのスーツケースを見つけることは簡単ではないこともネットショップを見ているとわかります。
うまく見つけることができれば良いですが見つからない場合の代替策は
<ツアーを予約前の場合>
使用する航空会社が指定されたツアーを選び各航空会社に合致したスーツケースを検討する。
<ツアー予約済みの場合>
既に使用する航空会社が指定されていない台湾ツアーを予約している場合であれば、ツアーごとの候補とされている航空会社を再確認し各航空会社に合致したスーツケースを検討する。
上記の代替策が難しい場合は機内持ち込みをあきらめて受託手荷物として別途料金を支払う準備をしておいた方が良さそうです。
スーツケースは帰国後の自宅での保管場所の問題もあり、最近ではレンタルが活用されています。
レンタルスーツケースについては本記事の下の方にまとめてあります。
液体・ペットボトルの制限
国内線では保安検査を受けた上でペットボトルを現時点では持ち込むことができるので国際線でも同様だろうと思ってしまいます。
国際線では国内線よりも液体の機内持ち込み制限のルールが厳しく、私の知る限りほとんどの航空会社でペットボトル(500mL)は保安検査を通過し機内に持ち込むことはできません。
一例として、台湾ツアーの航空会社とし使用される可能性のあるエバー航空も公式サイトの「液体物の制限について」という項目で明記されています。
ペットボトルの飲料であれば誤って持ち込もうとした場合、保安検査で廃棄してもらうなどして諦めることもできますが、医薬品や化粧品などの代替のきかないものがある場合は各航空会社の公式サイトで事前に確認しておく必要があるでしょう。
台湾路線7社
上記の台湾路線7社の機内持ち込みのサイズやルールを確認したところ若干の違いがあることがわかります。
各航空会社ごとの参照すべき公式ページのリンクも付けています。
くれぐれも航空券の料金システムやメンバーシップなどの条件により異なるため、最終的には各航空会社の公式サイトでご確認されることを強くおすすめいたします。
ピーチ
- 3辺の合計の制限:115cm以内
- 各辺の制限:50x40x25cm以内
- 重量の制限:7kg以内
- 個数の制限:1個(身の回り品を除く)
個数の制限に関して、身の回り品とはハンドバッグ、カメラ、傘などを1個とし上記の主要機内持ち込み手荷物と合わせて合計2個までです。
また身の回り品と上記の主要機内持ち込み手荷物の合計2個の重量が7kg以内である必要があります。
キャセイパシフィック
- 3辺の合計の制限:記載なし
- 各辺の制限:最大56x36x23cm
- 重量の制限:7kg以内
- 個数の制限:1個(小さな荷物を除く)
個数の制限に関して、小さな荷物とはハンドバック、カメラバッグ、ブリーフケースなどを1個とし上記の主要機内持ち込み手荷物と合わせて合計2個までです。
また小さな荷物のサイズ制限は40x30x15cmです。
バニラエア
- 3辺の合計の制限:115cm以内
- 各辺の制限:55x40x25cm以内
- 重量の制限:7kgまで
- 個数の制限:1個(身の回り品を除く)
個数の制限に関して、身の回り品とはハンドバッグ、PCバッグなどを1個とし上記の主要機内持ち込み手荷物と合わせて合計2個までです。
また身の回り品と上記の主要機内持ち込み手荷物の合計2個の重量が7kgまでである必要があります。
スクート
- 3辺の合計の制限:最大115cm
- 各辺の制限:最大54x38x23cm
- 重量の制限:10kgまで
- 個数の制限:1個(身の回り品を除く)
個数の制限に関して、身の回り品とはノートPCや手提げ袋などを1個とし上記の主要機内持ち込み手荷物と合わせて合計2個までです。
また身の回り品と上記の主要機内持ち込み手荷物の合計2個の重量が10kgまでである必要があります。
タイガーエア台湾
- 3辺の合計の制限:記載なし
- 各辺の制限:54x38x23cm未満
- 重量の制限:10kgを超えてはならない
- 個数の制限:1個(身の回り品を除く)
個数の制限に関して、身の回り品とはハンドバッグ、パソコン、免税品などを1個とし上記の主要機内持ち込み手荷物と合わせて合計2個までです。
また身の回り品と上記の主要機内持ち込み手荷物の合計2個の重量が10kgまでである必要があります。
細かいことになりますが各辺の制限が以内ではなく未満であることに注意が必要かもしれません。
チャイナエアライン
- 3辺の合計の制限:記載なし
- 各辺の制限:56x36x23cmを超えてはならない
- 重量の制限:7kgを超えてはならない
- 個数の制限:1個(手回り品を除く)
個数の制限に関して、上記の主要機内持ち込み手荷物とは別に手回り品とはハンドバッグ、ノート型パソコン、傘などを1個を無料で機内に持ち込めます。
上記の主要機内持ち込み手荷物の個数に関しては公式のサイトで明確に記載されていませんでしたが1個としております。
エバー航空
- 3辺の合計の制限:115cm以内
- 各辺の制限:56x36x23cm以内
- 重量の制限:7kg以内
- 個数の制限:1個(身の回り品を除く)
個数の制限に関して、身の回り品とはハンドバッグ、小型のリュクサック、ブリーフケースなどを1個とし上記の主要機内持ち込み手荷物と合わせて合計2個までです。
また身の回り品と上記の機内持ち込み手荷物の合計2個の重量が7kgまでである必要があります。
また身の回り品のサイズ制限は3辺の合計が80cm以内もしくは各辺が40x30x15cm以内です。
レンタルのメリット
最近は買うだけでなくレンタルが増えています。
たとえばスキーも以前なら自分のスキー板とブーツを買っていましたが、最近ではスキー場施設内のレンタル屋さんでも品質の良いものを貸してもらえるのでもっぱらレンタルを活用しています。
旅行の時にしか使用しないスーツケースも同様で、レンタルが充実しています。
>>関連:【おすすめレンタルスーツケース3選】海外旅行を少しでも安く賢く!
規定の改定の可能性
今回、2018年12月時点の台湾路線7社で使用される可能性のある航空会社の機内持ち込みのサイズ制限やルールを整理しました。
こうした機内持ち込み等の手荷物に関するサイズ制限やルールも各社が任意に変更する場合があるためツアーの度に確認した方が良いでしょう。
ポジティブに考えれば今回割り出した台湾ツアーでの機内持ち込み手荷物としての万能なスーツケースのサイズも今後改善される可能性もあります。
ネガティブに考えれば仮に万能なスーツケースのサイズが変更になり台湾ツアーにおいて万能ではなくなる可能性もあります。
ツアーごとの対応が可能
こうした状況を考えるとスーツケースもこれまでのように購入するという考えからツアーで使用される航空会社に合わせてスーツケースをレンタルするというのが対応がしやすいように思います。
またツアーによってはお土産をたくさん購入する可能性があったり、なかったりと旅のスタイルはさまざまであることを考えるとツアーごとに対応できるレンタルのスーツケースは非常に適しています。
よく利用されている
スーツケースのレンタルも一般化してきて実績も多くあるようですのでツアーに合わせてあなたにとって最適な機内持ち込み手荷物としてのスーツケースを選ぶことができます。
ブランドものも豊富に取り揃えられており、カラーも選ぶことができます。
なにより多くの利用者が既にいるということは安心できるポイントでしょう。
まとめ
台湾ツアーで使用される可能性のある航空会社の機内持ち込み手荷物のサイズ制限とルールについて整理しました。
あらためて各航空会社ごとに規定の違いがあることがわかり台湾路線7社すべてで対応できる万能なスーツケースが見つけにくいこともわかりました。
今後、こうした各航空会社の規定変更があることも想定し、ツアーごとの旅のスタイルの変化も考えるとスーツケースをレンタルするという方法であれば変化する状況にも対応しやすいことが想像できます。
あなたの台湾ツアーでトラブルがなく優しい気持ちのままで旅されることを願っています。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。これからも良質な情報をお届けできるよう精進いたします。今後とも「途次大志の備忘録」をお引き立ての程、よろしくお願い致します。 途次大志