夜行バスのキラキラ号で横浜と青森を往復したよ
腰痛持ちのアラフィフでも片道12時間の大丈夫だったみたいだよ
こんな人にオススメ
- 青森と横浜間をなるべく安く移動したい人
- 長距離のバス旅が不安な人
- 夜行バスの旅に興味のある人
このブログ記事にたどり着いて頂きありがとうございます。
「途次大志の備忘録」の執筆者で弘前の寿司が大好きな途次大志(toji-taishi)です。
今回、横浜駅から青森駅(復路は弘前駅)の往復で夜行バス「キラキラ号」を利用しました。
- 往復利用でも全然平気
- 夕食を済ませてからの方が安心
- 車内トイレが広くて清潔
夜行バス「キラキラ号」ならアラフィフでも大丈夫
片道12時間
横浜駅を夜の9時10分に出発し青森駅に到着するのは翌朝の9時20分です。
年に数回ぎっくり腰に苦しめられているアラフィフにとって12時間を超えるバス旅はちょっと不安でした。
実際に往復で乗車してみて心配していた腰痛も発症せず青森旅行を楽しめました。
確かに時間は掛かりますが新幹線や飛行機との価格差を考えるとかなり満足しました。
4列シート
長距離バスの旅はこれまで大阪駅から横浜駅の往復を利用したことがありました。
その際、利用したのはJRバス西日本が運行する「横浜グラン昼特急大阪」という高速バスで独立3列シートでした。
今回、12時間を超える長旅で4列シートということで利用前は心配していましたが夫婦二人での利用ということもあり大きな問題はありませんでした。
可能であればカップルや友達同士など二人での利用をオススメします。
窓側のシートを一人で利用する場合、途中のサービスエリアでの休憩の際に隣の通路側の眠っているお客さんを起こしてしまうことになるのも仕方のないこととはいえ心苦しいものです。
フットレスト
12時間を超えるバス旅はやはり長いです。
夜行バスなのでカーテンは閉じられているので車窓を楽しむこともできません。
ましてや読書灯を付けて本を読むというのもできません。
スマホも眠っている周りのお客さんのことを考えると画面を暗くして最小限の利用にとどめておきたいものです。
基本、眠ることが一番の過ごし方です。
キラキラ号の各4列シートには下記のような設備が施されています。
- 足元が1.5倍広い
- リクライニング
- フットレスト
- ひざ掛け
- 電源コンセント
- テーブル
個人的にはフットレストがあることで靴を脱いでリラックスできよく眠れました。
青森横浜間「キラキラ号」に乗車してみて
女性が多い
往復で乗車しましたが往路では7割、復路では6割が女性でした。
たまたま乗車した日が女性が多かったのかもしれませんが、女性も安心して深夜を超えて走る長距離バスを利用できる日本の治安の良さを嬉しく感じました。
これからも女性が安心して利用できる夜行バスであって欲しいものです。
トイレが広い
バスの最後方の座席部分がすべてトイレとして設計されています。
一般的には最後方の座席の片側だけをトイレとして設計されていることが多いと思いますがキラキラ号は最後方すべてなのでトイレが広いです。
余裕のあるトイレ設計なので手洗いも含め清潔感を感じます。
こうした清潔なトイレも設計もさることながら利用者のモラルが影響するのでいつまでも清潔なトイレであって欲しいものです。
休憩の合図
パーキングエリアやサービスエリアでの休憩は4ヶ所でした。
夜行バスなので走行中は運転席後部のカーテンが閉められ車内の照明が消され真っ暗です。
休憩で停車すると運転席後部のカーテンが開けられ車内の照明が灯ります。
休憩での停車では車内のアナウンスは一切されないので眠り続けたい人はそのまま眠っていられます。
休憩所で乗り降りが可能であることを示す合図は運転部後部のカーテンと車内の照明ということです。
休憩所からの再出発時間は運転席横に運行状況に合わせて表示してくれているので、その時刻までは車外でリフレッシュすることができます。
夜行バス「キラキラ号」利用前に知っておきたいこと
所要時間の違い
往路と復路では所要時間が1時間以上も異なるのです。
(往路)12時間10分
横浜駅21:20発で青森駅9:20着
(復路)13時間25分
青森駅20:20発で横浜駅9:45着
海外への飛行機でも往路と復路の所要時間が偏西風の関係で異なることがありますがバスでなぜだろう?と思っていました。
実際に乗車してみて理解しました。
復路で早朝に首都圏に近づくと渋滞に巻き込まれてしまいます。
埼玉辺りから渋滞に巻き込まれノロノロと走行していました。
こうした渋滞を想定して運行スケジュールが設定されているのだと思います。
休憩場所
時々の運行状況によって休憩で立ち寄るパーキングエリアやサービスエリアは異なるようですが、今回利用した際に立ち寄った休憩場所は往路、復路とも下記の4ヶ所でした。
- 羽生PA
- 安達太良SA
- 金成PA
- 岩手山SA
横浜発の往路では1から4の順で、復路では4から1の順です。
復路での岩手山SAや金成SAでは深夜に近い時間帯の到着になるため飲み物の自動販売機のみ利用となります。
パーキングエリアやサービスエリアを期待していると深夜の時間帯で店舗が閉まっているということもあるので乗車前に食事を済ませるか予め持ち込むかした方が良いかもしれません。
弘前駅
今回、復路は弘前駅からの乗車として利用しました。
弘前駅の城東口でメインの方ではない側での乗車位置となります。
メインではない城東口側でも10名ほどが座れる待合室とトイレがあるので安心です。
待合室には扉があるので冬でも寒さをしのげるので助かります。
まとめ
12時間を超える長距離の夜行バスを若者でもない腰痛が心配なアラフィフが独立3列シートでもなく4列シートの利用なので心配をしていましたがまったく問題がないことを体感しました。
とくにカップルや夫婦、友達同士などペアで利用すると何かとストレスも少ないと思います。
キラキラ号はトイレも広く清潔感もあり快適なバス旅を楽しむことができました。
またキラキラ号を利用して青森の旅に出掛けたいと思っています。
新幹線や飛行機の旅ももちろん良いですがこれだけ格安で移動できるバスという手段があることで旅行回数が増え優しい気持ちで過ごすことに繋がるような気がします。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。これからも良質な情報をお届けできるよう精進いたします。今後とも「途次大志の備忘録」をお引き立ての程、よろしくお願い致します。 途次大志