他人が持っていて自分が持っていないと引け目に感じちゃうよね
引け目なんて感じる必要なんてまったくないよ
こんな人にオススメ
- 東京で正社員になりたい人
- 学歴に自信が持てずに一歩が出ない人
- 高卒だからって諦めてしまいそうな人
東京で正社員を目指す人にとって自分の学歴が気になってなかなか自信を持って取り組めないことがあるかもしれません。
でも、そんなこと関係なく、高卒だろうとどんな学歴だろうと自分の中の「なりたい!」という気持ちを最優先させて取り組むことが一番大切なことです。
ましてまだ30代や40代の前半であれば周りがサポートしてくれます。
学歴だけがすべてじゃない
「学歴社会」という言葉があまり意味を持たなくなってきているのは多くの人が感じ始めている感覚でしょう。
気にすることはない
大学に入学し卒業するまでにはかなりのお金が掛かります。
私立大学に比べれば安いというものの国立大学でさえそれなりの大金が必要です。
そんなお金を掛けて大学を卒業しても「大卒」ということだけで正社員になれるというわけではありません。
高卒だからと自信が持てない人は大卒だからと言ってあまり大金をつぎ込んだほどの有利な点が大卒にないことをご存知のことでしょう。
奨学金という名の借金を働き始める前に抱えて苦しんでいる大卒の人も多いようです。
高卒で働き始めた人はすでに大卒の人と比べて4年間の社会人経験とお金を稼ぐという経験を積んでいます。
単純に大卒が有利で高卒が不利という考え方はできません。
大事なことは大卒が過ごした4年間を高卒の人がどのように過ごしたかという過程の方が大事なように思います。
高卒の人も頭では大卒の方が有利だと考えながらも周りの大卒の人たちを見て学歴なんてあまり意味がないって感じていることでしょう。
高卒社長
良くないことは「学歴に自信を持てないから」「高卒だから」という理由で正社員になることを諦めてしまうことです。
将来のためにも正社員になった方が良いと考えているのなら挑戦をしないという選択肢は消してしまった方が賢明です。
自分の学歴に自信を持っている人が正社員にどの程度存在しているかを想像してみてください。
学歴も結局は比較論なので絶対的な学歴への自信を持っている人なんていないでしょう。
もし絶対的な学歴への自信を持っている正社員が存在していればそれはそれでその個人にとって大きな障害となります。
今も昔も学歴が高いことが仕事ができるというわけではありません。
大学がこれほど多く日本に存在していなかった頃にこの国を築き上げてきた多くの人は高卒をはじめとした人たちです。
日本に大学が増えた結果、いつしか仕事と学歴が結びつけて考えるようになっただけのことです。
今も高卒の会社の社長さんは存在しています。
ZOZOTOWNの前澤氏も高卒だそうです。
歴史にも現在にも学歴が仕事の良し悪しに直結するわけではないことを証明している人は数多く存在しています。
時間は平等
人は生まれた場所、生い立ち、興味関心、個人によってバラバラです。
ゲームに興味が持てる人もいれば、料理に関心を抱かない人もいます。
学校の勉強に価値を見いだせる人もいれば、友人たちとの交流を最優先にする人もいます。
こうした個人がバラバラだからこそ価値があるのだと思います。
ただ共通しているのは生きている間は時間だけは平等ということです。
あの人の1時間は他の人にとっても1時間です。
日本人も世界の人も1日は1日です。
同じ時間をどう過ごすかということが違うだけです。
仮にこれまでの人生を学校の勉強はそっちのけで面白いと思うものだけに時間を消費してきた人がいるとします。
そこには他人とまったく同じ時間の使い方は存在せずその人だけの時間を費やしたということに意味が生まれるでしょう。
もう少し言えばそこに意味をもたせてあげるかあげないかは本人次第ということです。
すべてが無駄だったということはないです。
もし失敗だと思うのなら失敗を経験した分、他の人とは違う可能性を秘めていることになります。
学歴を将来への勇気を持てないことの理由にすることにあまり意味がないように思えてくるのではないでしょうか。
高卒から正社員へ
採用面接の面接官をなんどか経験しましたが学歴に自信の持てなかった人も正社員で活躍している例はたくさん見てきています。
大学受験の意味
大卒の人を面接する時に決まって質問するのは大学受験の取り組み姿勢です。
大学受験というものに意味を持たせるのであれば合格というゴールに向かって高校時代の遊びたい盛りの心を自制してどのように取り組んだかという参考例となることです。
中学生から高校生になり友人の幅がさらに広がり新しい刺激に触れる人が多いでしょう。
こうした環境の中で自分自身のゴールを設定しどう取り組んだのかという過程を聞くことはその人の仕事への取り組み姿勢を想像することに役立ちます。
大学受験日は予め決められており正社員の仕事でも同様に各業務の期日が決められています。
各業務の期日に間に合わせるために現状の状態を理解し不足しているものがあればどのように行動するかが大事なポイントです。
業務を達成できるための知識やスキルを自分自身に身につけても良いでしょうし、既に知識やスキルある人の協力を得ても良いです。
決められた各業務の期日までに合格ライン以上の成果を出せば業務は完了します。
この過程は大学受験にも似ている点が多いように感じます。
あえて大学受験と業務の違いを言うのであれば費用対効果と呼ばれるコストの概念が業務には不可欠であるという点かもしれません。
相当するもの
大学受験で思うような結果を得られなかった人は成功体験がなく駄目だということでしょうか。
けっしてそうではありません。
大学受験は一発勝負です。
一次試験と二次試験があるような場合も一次試験の良し悪しが二次試験に大きく影響をするので一発勝負に近い状態です。
多くの業務が大学受験と違うところは一発勝負という業務が少ないことです。
また業務はひとりで行うわけでなく多くの場合、チームや組織で行います。
もし業務完了への過程が好ましいものでなければ周りの指摘を受け入れてより良い方向へ持っていくことができます。
日々の業務の進捗具合を定期的に周りに報告していれば場合によっては期日を変更することができます。
大学受験を経験したことがない人であればこうした目標を決めて取り組んだ記憶を大切にしておけば良いのだと思います。
たとえば音楽バンドを組んでいた人はコンサートまでの取り組み方を思い起こせば良いでしょう。
正社員になった際にこの人はどのように業務を進めていこうと考えているかということを面接官は一番知りたいのです。
公的サービス
高卒であることや学歴に自信が持てないことが大きなことではないということがご理解いただけたと思います。
正社員になりたいという今の気持ちをそのままにして行動しないのは本当にもったいないことです。
駄目でもともとというくらいで挑戦してみれば良いのではないでしょうか。
東京での正社員を希望していてまだ年齢が30歳から44歳であれば公的なサービスもサポートしてくれます。
時間は平等に流れていってしまいます。
気づけばこんな年になってしまったと思う前になんでも良いので行動を起こしてしまいましょう。
何から行動すれば思い当たらないならば東京都が行っている説明会に参加してみてはいかがですか。
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まとめ
とかく人は他人が持っていて自分が持っていないと引け目を感じてしまうものです。
引け目を感じること自体は悪いことだけではありません。
それを良い方向へ自分の中で向かわせるかそのままにしてしまうかが大事なことです。
挑戦しなかったという後悔を将来する前に気持ちがあるうちに行動しないと年齢は刻々と重ねてしまいます。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。これからも良質な情報をお届けできるよう精進いたします。今後とも「途次大志の備忘録」をお引き立ての程、よろしくお願い致します。 途次大志