実際に受け取った喪中はがきを改めて見直したよ
我が家としてどんな喪中はがきにすれば良いのかが見えてきたね
妻の祖母が天寿を全うし喪中はがきを出すことになりました。
今までに色々な方々から受け取った喪中はがきを実例として見直すことで私たち夫婦としての喪中はがきをどういう風に作れば良いのかが見えてきました。
こんな人にオススメ
- 喪中はがきを初めて作る人
- 喪中はがきの一般的な書き方を知りたい人
- 実例をもとに喪中はがきの傾向を知りたい人
ネットでは喪中はがきの書き方やマナーについての情報を集めることができます。
今回、喪中はがきの印刷のネット注文ができる郵便局など3社のサイトをもとに一般的な書き方を整理しました。
【参考にさせていただいたサイト一覧】
これら3社のサイトは喪中はがきの書き方やマナーについて詳しく書かれています。
一般的な書き方
文面
通信面に記載すべき内容は下記の5つの項目です。
3社とも横書きではなく縦書きです。
- 年末年始の挨拶ができないお詫び
- いつ誰が他界したかの情報
- 御礼などメッセージ
- 日付
- 差出人住所
文字色
文字の色は黒色でも良いのか薄墨と呼ばれる灰色にしなければならないのか?と迷います。
確かに喪中はがきなど弔事の手紙には「悲しみの涙で墨(文字色)が薄れる」という意味で薄墨も使われるようですが、今では文字色として黒色を使用することも一般的となっているようです。
デザイン
喪中はがきのデザインは落ち着いた感じのイメージでモノクロで作るものだと思っていました。
最近では故人が生前好きだったことや想い入れの深かったものなどデザインも様々で、色もモノクロだけでなくカラーも一般的なようです。
切手
喪中はがきには胡蝶蘭(コチョウラン)をデザインした切手を使うのが一般的なようです。
弔事用として胡蝶蘭がデザインされた普通切手が販売されています。
弔事用の普通切手(胡蝶蘭デザイン)が印刷された喪中はがきも販売されています。
宛名書き
宛名書きは一枚一枚を自筆するのももちろん良いですし、プリンターで印字するのも一般的になっているようです。
宛名の文字色については薄墨よりも確実に配達が完了することを優先させると黒字の方が良いようです。
実例を整理
一般的な書き方やマナーを理解したところで今までにいろいろな方々から頂いた喪中はがきを見直してみました。
実例:文面
受け取った喪中はがきのうち通信面の内容については9割が5つの項目を満たしていました。
- 年末年始の挨拶ができないお詫び
- いつ誰が他界したかの情報
- 御礼などメッセージ
- 日付
- 差出人住所
残りの10%も5つの項目の基本形式は同じ「2.いつ誰が他界したかの情報」には言及されていなかっただけです。
また全ての喪中はがきは縦書きでした。
なお「3.御礼などメッセージ」の文面には感謝と新しい年への願いが書かれています。
実例:文字色
受け取った喪中はがきのうち通信面の文字色については1割が薄墨で、つまり9割が黒書きでした。
文字色として薄墨を使う意味合いには趣きを感じますが私たちが受け取った喪中はがきでは黒書きが多い結果となりました。
実例:デザイン
受け取った喪中はがきのうちデザインは9割が落ち着いたイメージのものでした。
百合(ユリ)、桔梗(キキョウ)、蓮(ハス)などの花をモチーフにした落ち着いた雰囲気のデザインが多く、故人を直接的に想起させるデザインのものはほとんど見られませんでした。
またモノクロが多いのかと思っていましたが、受け取った喪中はがきのうち8割はカラーのデザインでモノクロのデザインはむしろ少なかったです。
実例:切手
受け取った喪中はがきの切手のデザインはすべて弔事用の胡蝶蘭のデザインでした。
胡蝶蘭のデザインの切手のうち8割が印刷されていました。
2割は印刷ではなく一枚一枚胡蝶蘭デザインの切手を貼って頂いた喪中はがきでした。
確かに切手を一枚一枚貼っていただいた喪中はがきは重みを感じますが、現実的には多くがはがきに弔事用の普通切手(胡蝶蘭デザイン)が印刷されたものを使用されているのが多いようです。
実例:宛名書き
受け取った喪中はがきのうち宛名書きについて5割は自筆で、5割はプリンター印字でした。
自筆とプリンター印字はどちらでも今や問題なさそうです。
まとめ
受け取った喪中はがきを見直し整理しまとめておきます。
- 文面:縦書きが必須
- 文面:5項目が9割
- 文字色:黒書きが9割
- デザイン:落ち着いたイメージが9割
- デザイン:カラーが8割
- 切手:胡蝶蘭デザインが必須
- 切手:印刷が8割
- 宛名書き:自筆が5割
- 宛名書き:プリンター印字が5割
インターネット上で収集した一般的な喪中はがきの形式も参考になりますが、自分たちが実際にお付き合いのある方々から頂いた喪中はがきの実例も非常に参考になることがわかりました。
どのような喪中はがきを作れば良いのかとお悩みの方はこれまで頂いた喪中はがきを見直されてみるのも良いのかもしれません。
私たちも一般的な書き方やマナーに加え実際に頂いた実例を参考にして私たち夫婦なりの喪中はがきを作成しようと思っています。
受け取った喪中はがきを見直すことで改めて故人を偲ぶことができたことも非常に良い機会でした。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。これからも良質な情報をお届けできるよう精進いたします。今後とも「途次大志の備忘録」をお引き立ての程、よろしくお願い致します。 途次大志