災害時に共用で使う発電機としてHONDAのEU9iGB(エネポ)を購入したよ
コマ付きの発電機は収納時や移動時もやっぱり便利だね
こんな人にオススメ
- 自主防災に関心のある人
- 災害時の電源供給が心配な人
- 町内会・理事会・自治会で活動している人
マンションの自主防災委員会を1年前に発足し約10名の有志で月1度の打ち合わせや年2回のイベント等を行っています。
災害時の電源の確保として発電機を検討し、最終的にはHONDA社製のEU9iGB(エネポ)を購入し試運転を行い定期的に動作確認を行っています。
購入当初の試運転もその後の定期的な動作確認でも問題なく作動し災害時の最低限の準備が整いつつある感触を得ています。
発電機の必要性
照明
災害時の停電の状態で自主防災委員会が活動することを考えれば、まずは照明の明るさが必要です。
昼間でもマンション内では暗がりもありますし、夜間はもちろんですが、日差しがないと文字を書くのも不便です。
作業面だけでなく、心理的な不安を取り除くという面でも灯りは必要です。
テレビ
災害時に情報をしっかりと取るためにもニュース映像などのテレビが必要です。
テレビのためにも電源は不可欠となります。
スマホ
テレビからの情報だけでなく、これまでの震災時でもtwitterなどのSNSの情報が役立つことがあるのでスマホの充電も必要でしょう。
もちろん通話という点でもスマホは役立ちそうです。
プリンター
居住者が共有すべき情報を整理し、掲示板などに張り出す際にもプリンターがあれば良さそうです。
もちろんパソコンも必要ですが。
また状況確認のリストを作成しプリントアウトするということもプリンターが使用できれば良さそうです。
湯沸かしポット
湯を沸かすために火を起こすというのは我々のマンションではなかなか現実的ではありません。
電気ポットなどがあれば、飲食用の湯として活躍しそうです。
暖房
冬季の災害の場合、暖房器があると望ましいです。
夜警などでは深夜などかなり冷え込みそうです。
選定した発電機
EU9iGB(エネポ)
HONDAの公式サイトには「非常時の備え」や「各種電気製品の消費電力」がまとめられており参考になりました。
カセットガス式
発電する燃料としてガソリンを利用した発電機もあるようですが、保管時と使用時の安全性を考えるとカセットガス式が良いだろうということになりました。
インバーター式
発電機を購入したことがなかったので選ぶポイントがわかりませんでしたが、スマホやパソコンなど精密機器の充電をすることを想定するとインバーター式が良いだろうということになりました。
簡単な操作
定期的に自主防災委員会では動作確認をしていますが、災害時に必ずしも使用経験がある人が立ち会えるとも限りません。
この点で誰でも簡単に操作ができるものが良いだろうということになりました。
収納時と移動時
発電機は災害時やイベント時にのみ使用するため、収納のしやすさも実は大事なポイントです。
発電機自体に大型キャスターが付いているので常時収納している備蓄倉庫から使用する場所への移動時だけでなく、限られたスペースの備蓄倉庫内で備品整理をする際のちょっとした移動時も容易です。
大型キャスターだけでなく発電機自体に頑丈な折りたたみ式のハンドルが付いているのでキャリーバッグのように持ち運べて移動できるのも便利です。
別途に必要なもの
カセットボンベ
カセットボンベを2本セットし、連続運転可能時間の目安は約1〜2時間です。
エンジンオイル
発電機とカセットボンベだけでなくエンジンオイルも必要となります。
推奨オイル
Honda純正ウルトラU汎用(SAE 10W-30)
もしくは、API分類SE級以上のSAE 10W-30
オイルノズル
発電機にエンジンオイルを注入する際に使用します。
エンジンオイルと付属されている場合もあるようですが、付属されていない場合もあるようです。
まとめ
我々も当初、発電機とカセットボンベまでは準備して、初の試運転に臨みましたが、エンジンオイルとオイルノイズが必要なことがわかり自主防災委員会の一人がプライベートで使用しているものを借りて実施できました。
またマンションの懇親会などタイミングに合わせて定期的に発電機を作動するようにしています。
なにごとも実際になってみないとわからないとつくづく感じます。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。これからも良質な情報をお届けできるよう精進いたします。今後とも「途次大志の備忘録」をお引き立ての程、よろしくお願い致します。 途次大志